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こんなに感動する映画って実話なの?実話を映像化したおすすめ映画

「事実は小説よりも奇なり」という言葉のとおり、世界は「本当にこんなことがあったの?」と思うような「奇跡の物語」で溢れています。

そんな物語を映画化したものを「ノンフィクション映画」といいます。

  • こんな波乱万丈な人生があるのか。
  • この主人公は、なんて心優しい人なのか。
  • どうしてこんなにも素晴らしい人がこんな悲しい出来事に巻き込まれなくてはならなかったのか。

映画に描かれた物語が事実だからこそ、その物語のスケールの大きさや顛末、そして登場人物の感情に人々は心を動かされる。

それがノンフィクション映画の醍醐味ではないでしょうか。

そこで今回は、「事実だからこそ感動する。おすすめのノンフィクション映画」を紹介したいと思います。

女性の自立に焦点!エリン・ブロコビッチ

ジュリアロバーツの代表作である「エリン・ブロコビッチ」。この映画でジュリア・ロバーツは、アカデミー賞を始めとする数多くの賞を受賞しました。

それまで、「プリティ・ウーマン」や「ノッティングヒルの恋人」など、ラブロマンス映画のイメージが強かったジュリアが一躍演技派女優として評価されることとなった作品です。

ジュリアが演じるのは、3人の子供を抱えるシングルマザーのエリン。

エリンは、日々の食事にも困るような極貧生活を送っていますが、とある交通事故をきっかけに弁護士の助手として働くこととなります。

そこで彼女が直面したのは「大手企業が周辺地域に有害物質を垂れ流している」という問題。

住人の多くが健康被害に悩まされており、彼女は人々を助けるため訴訟裁判に奮闘するという話です。

女性の自立に焦点を当てた素晴らしい映画

この映画の素晴らしいところは、なんといっても「女性の自立」でしょう。

学歴も資格もないシングルマザーが、子供を守るために必死に仕事にしがみついたところから物語は始まります。

懸命に働くうちに仕事へのやりがいを見い出し、孤軍奮闘する彼女の物語は、多くの働く女性達を勇気づけ、明日への活力となってくれることでしょう。

目が見えない青年のサクセスストーリー。5パーセントの奇跡

ドイツで大ヒットを記録し、日本の映画館で上映を果たした映画「5パーセントの奇跡」は、「視力の95%を失った青年が五つ星ホテルで働く夢を叶える」といったサクセス・ストーリーです。

サリヤは、「五つ星ホテル」で働く夢を実現させるため、目が見えないことを隠したままホテルに就職します。

しかし、目が見えないままホテルの業務をこなすのは至難の業。数々の失敗を繰り返すうちに、仲間たちが「彼の目が見えない」ことに気付き始めます。

「サリヤの夢を叶えるため」に皆が一致団結し…という物語。

主人公の人柄と目が見えない部分をユーモラスに描いている

この映画の醍醐味は、「目が見えない」という事実が決して悲劇的にではなく、逆にユーモラスに描かれていること。

そして、主人公であるサリヤ・カハヴァッテの人柄が明るくて素晴らしく、また周囲にいる人達も心優しい人達ばかりだということ。

見終わった後には自分が少し優しい人間に生まれ変われているように感じてしまう、そんな映画です。

歴史的瞬間を描いた作品。インビクタス/負けざる者たち

巨匠クリント・イーストウッド監督が満を持して創りあげた映画「インビクタス」は、南アフリカに実在したラグビーチームとネルソン・マンデラ大統領の交流を描いた物語です。

ネルソン・マンデラを演じるのは、モーガン・フリーマン。ラグビー部の主将を務めるのはマット・デイモン。

この二人が出演しているというだけで「観てみたい!!」と思う方も多いのではないでしょうか。

アフリカ史上初めての黒人大統領として選ばれたネルソン・マンデラは、南アフリカに根付く人種差別をなくそうと、ラグビーの試合に運命を委ねます。

目標は、国を代表するチームを、国を挙げて応援することで国が一つになること。

スポーツに国境は無いと感じる大きな力

この映画を見ると、スポーツが持っている「」の大きさを感じます。

そして、「リーダーになる人が素晴らしいと、こんなにもチームが一つになれるのだ」ということに胸が震えます。

「南アフリカ統一」。

そんな歴史的瞬間を見事に描いたこの作品は、何度見ても素晴らしく、涙すること間違いありません。

理想と現実ゆえに考えさせられる映画、チョコレートドーナツ

1970年代のアメリカの実話をもとに創られた「チョコレートドーナツ」は、ゲイのカップルとダウン症の少年の交流を描いた映画です。

育児放棄されたダウン症の少年を引き取り、「養子にしたい」と考えるゲイのカップル。

しかし、周囲の反応は冷たく、少年の親権は得られず、3人は引き裂かれることとなります。

主人公3人の心があまりにも清らかな反面、社会的マイノリティに偏見を持ち、冷淡な反応を見せる社会の人々。

映画の中とはいえ「どうにかしてあげたい」と思う腹立たしさ。事実だからこそ、考えさせられてしまう映画ですね。

まとめ:感動する映画を作り話ではない実話のもので選んでみました

以上、おすすめのノンフィクション映画を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

「事実は小説より奇なり」

是非、歴史的事実や実話が描かれた素晴らしい作品達に触れ、自分自身のことも振り返ってみてはいかがでしょうか。

管理人より

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小石ちゃん

映画館の高級シートで観たいよね。

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