洗濯機の中ってとても汚れています。定期的に掃除をして汚れを落とす必要があるんです。
でもどうやって掃除をすればいいのか、わかりづらいですよね。
- 洗濯機の汚れって何が原因？
- 洗濯機を洗浄する洗剤にはどんなものがあるのか知りたい
- かんたんに洗濯機槽の掃除方法ってある？
洗濯機の掃除をしようとした際、上記のような疑問を持たれる方がいらっしゃるかもしれません。
今回この記事では、「洗濯機のかんたん掃除の仕方」についてまとめました。
この記事を読むだけでかんたんな洗濯機掃除の仕方がわかりますよ。
洗濯したての服に嫌なニオイがあるときは、ぜひこの記事を参考にして洗濯機掃除に挑戦してみてください。
目次
洗濯物のニオイって何が原因？もしかして洗濯機が汚れている？
洗濯したばかりの衣類がクサイ・生乾きのニオイがする、黒っぽい汚れが付着しているといったことはありませんか。
洗濯槽内は湿度が高く、衣服に付いた皮脂・汚れといったカビにとっての栄養分も豊富です。
カビが洗濯槽内で繁殖している可能性が十分に考えられます。
＜カビが発生しやすい条件＞
- 適度な温度（20～40℃）
- 空気
- 高い湿度 （70～80％）
- 皮脂や汚れといった栄養分 （衣類に付着した皮脂・食べかす・洗剤の溶け残りカス）
上記の4点が揃っていると、カビには好条件の繁殖場所になります。
洗濯槽内はこの条件に合致するので、定期的に掃除をしなければなりません。
掃除をしていない汚れが溜まった洗濯機で洗濯をすると、衣類に雑菌やカビを付着させてしまい、いつまで経ってもキレイにはならないのです。
洗濯機のかんたん掃除方法！月に1回でキレイを持続！
3種類の洗剤から、洗濯機の状況を判断して使い分けましょう。
- 重曹
- 塩素系クリーナー
- 酸素系クリーナー
＜重曹＞
重曹は弱アルカリ性です。
衣類に付いた皮脂汚れや汗は酸性なので、汚れを中和して落としてくれます。
そして重曹は消臭効果もあるため、汚れとニオイを一気に取ってくれる優れものですね。
・掃除方法
※ドアが開けられないタイプのドラム式で水を溜めると、重曹での掃除はできません。
- ごみ取りネットや取り外しができるものは取り外し、洗濯機に45～50℃のお湯を満水の位置にまで溜める。
- 洗濯機に重曹を200g入れ、標準コースでスタートする。
- 5分ほど回したら、（排水する前に）洗濯をストップさせる。
- 5～6時間そのまま放置し、汚れが浮いてきたらゴミ取りネットですくい上げる。
- 再度洗濯機を回し、浮いてきた汚れをすくい上げ排水する。
- 新しく45～50℃のお湯を溜め、2～3回同じ作業を繰り返す。
- 洗浄が終了したら、洗濯槽内が乾くまでフタを開けておく。しっかり乾かすことが重要。
※月に一度の洗浄がおすすめです。
・重曹
＜塩素系クリーナー＞
塩素系クリーナーは、次亜塩素酸ナトリウムという酸性成分が主原料の洗浄剤です。
使い方はとてもかんたんで、強い殺菌力がカビや雑菌を落としてくれます。
その反面独特のニオイがして、気になる方も多いです。
・掃除方法
- ゴミ取りネットや取り外しができるものは取り外しておく。
- 電源を入れ、規定量のクリーナーを投入する。（先に電源を入れておかなければ洗剤が排水されてしまう場合もあるため）
- 高水位まで給水する。（汚れがひどい場合は給水後一時停止し、3時間程つけ置きするとよい）
- 標準コースでスタートする。（槽洗濯モードのある場合はそちらのコースを選択）
- 汚れが残っている場合は、さらにすすぎをする。
- クリーナーのニオイが気になる場合は再度標準コースで洗濯機を回す。
※半年に一度の洗浄がおすすめです。
・洗濯槽カビキラー
・ピクス 洗濯槽クリーナー
＜酸素系クリーナー＞
酸素系クリーナーは過炭酸ナトリウムというアルカリ性の成分が主原料の洗浄剤です。
皮脂汚れやカビを洗剤がブクブクと発泡させ、剥がして落としてくれます。
使い方は酸素系クリーナーで汚れを剥がし、トドメに塩素系クリーナーで分解するのがおすすめです。
・掃除方法
- ごみ取りネットや取り外しができるものは取り外し、洗濯機に45～50℃のお湯を満水の位置にまで溜める。（お湯を使用すると洗浄力がアップする）
- 規定量の洗剤量を入れる。
- 排水しないように洗いで洗濯機を回す。５～６分経過したら２～３時間放置する。（汚れている場合は一晩ほど放置）
- 汚れが浮き上がってくるので、ゴミ取りネットですべてのゴミをすくい取る。
- もう一度洗いで洗濯機を回し、２～３時間放置する。汚れが浮き上がってくるのをきれいにすくい取る。
- ゴミ取りネットをセットして、排水・脱水する。
- 洗濯槽の底やごみ取りネットの中に溜まったゴミを取る。
- 最後にもう一度洗いから脱水まで行い、ゴミが出てこなければ終了。
※２～３ヶ月に一度の洗浄がおすすめです。
・洗濯槽カビキラー 酸素系粉末タイプ
・シャボン玉洗濯槽クリーナー
まとめ：きれいな洗濯機で清潔・快適な仕上りを！
せっかく洗濯をしているのに、その洗濯槽が汚れていてはまた汚れを増やてしまいます。しかも無自覚です。
また見えない雑菌やカビは、アレルギーを引き起こす原因にもなりかねません。
定期的な洗濯槽の洗浄で清潔を維持していきましょう。
