秋は新米の季節ですね。旬の食材を使って、炊き込みご飯はどうでしょうか。
かんたんにできる炊き込みご飯をご紹介していきますので、みなさんも炊き込みご飯を作ってください。
- おこわと炊き込みごはんの違いを教えて
- いろいろな炊き込みごはんのレシピが知りたい
今回この記事では、「秋の炊き込みご飯レシピ」についてまとめました。
炊き込みご飯は好きだけど作るのはと、悩んでいる方はこの記事を見て挑戦してみてください。
目次
おこわって何?炊き込みご飯との違いとレシピのご紹介
おこわとは「御強」と書き、堅い飯(強飯)という意味です。
もち米を使うところからきています。
炊き込みごはんはうるち米を使って炊くので、食感もかなり違い味付けもさまざまです。
<炊き込みご飯>
炊き込みごはんはうるち米を使います。
うるち米を出汁や調味料、具材と一緒に炊き込んだ料理の総称です。
季節の野菜やさまざまな具材を濃厚な味で仕上げます。
蒸すのではなく、いつも通りに炊けるのが炊き込みご飯ですね。
・しめじと鶏肉の炊き込みご飯
材料(4人分)
米 2合
人参 1/3本
鶏もも肉 200g
しめじ 100g
醤油 大さじ2
みりん 大さじ1
料理酒 大さじ1
顆粒和風だし 小さじ1
作り方
1.人参は皮を剥き細きりにしておく。鶏もも肉は一口大に切っておく。しめじは石づきを切り落とし手でほぐしておく。
2.米をといで30分ほど浸水させ、水を切っておく。
3.炊飯釜にといだ米を入れ、醤油とみりん、料理酒と顆粒和風だしを加えて2合の目盛りまで水を入れる。
3.炊飯釜にカットしたにんじんと鶏もも肉、しめじをいれ炊飯する。(混ぜ合わせないでそのまま炊く)
4.炊きあがったら、器に盛りつけて出来上がり。
・栗ご飯
材料 (4人分)
米 2合
栗 350g
料理酒 大さじ1
塩 小さじ1
作り方
1.栗をみずに浸し1時間ほど経ったら、水気を切っておく。
2.米をといで30分ほど浸水させておく。
3.栗の底部分を5mmほど切り落とし、皮を剥がして渋皮をむく。
ボウルに入れ30分ほど水に浸し、水気を切る。
4.炊飯釜に米と栗を入れ、料理酒と塩も混ぜて水を2合の目盛りまで入れて混ぜ合わせて炊飯する。
5.炊きあがったら、さっくりと混ぜ合わせて器に盛り付けて出来上がり。
・さつまいもご飯
材料 (4人分)
米 2合
さつまいも 250g(1本)
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
塩 小さじ1
黒いりごま 適量
作り方
1.米をといで30分ほど浸水させ、水気を切っておく。
2.さつまいもを2cm角に切り、水に10分ほどさらしておく。
3.炊飯釜に米とみりん、酒と塩を入れる。さつまいもをのせて2合分の水を加えて炊飯する。
4.炊きあがったら、器に盛り黒ごまをふりかけてできあがり。
・サンマの炊き込みご飯
材料 (4人分)
米 3合
さんまの開き 2枚
ごぼう 1/2本
しめじ 1/2パック
だし汁 530ml
酒 大さじ2
醤油 大さじ2
塩 小さじ½
作り方
1.米をといで30分ほど浸水させ、水気を切っておく。
2.さんまは魚焼きグリルでこんがり焼く。
3.ごぼうは細切りもしくはささがきにして水にさらしておく。
4.しめじは石づきを切り落とし、適当な大きさにほぐす。
5.だし汁に酒・醤油・塩を混ぜ合わせておく。
6.ごぼうとしめじは水気を切っておく。
7.土鍋に米とだし汁・ごぼうとしめじ、最後にさんまをのせる。(炊飯器でも同様に)
8.強火にかけ、ふいてきたら弱火にして20分炊き、20分蒸らす。
9.サンマをとりだし、身を細かくほぐしてご飯に戻してかき混ぜる。
10.器に盛り出来上がり。
<おこわ>
おこわとはおもに「もち米」を蒸して作った料理の総称です。
調理方法で分類されているので、もち米だけではなくうるち米を蒸したものもおこわと言います。
おこわはもち米の風味を大事にするので、味付けは濃過ぎずもっちりした食感が特徴です。
・さつまいもおこわ
材料(4人分)
もち米 2合
さつまいも 1本
酒 小さじ2
みりん 小さじ2
塩 小さじ½
だし醤油 大さじ1
黒ゴマ 適量
作り方
1.もち米はといで30分ほど浸水させて水を切っておく。
2.さつまいもは皮を剥き、一口大に切り水につけてアク抜きをしておく。
3.炊飯釜にもち米を入れ、酒とみりん、塩とだし醤油を入れておこわ2合分の水にする。
4.炊飯釜のうえにさつまいもを平らにのせ炊飯する。
5.炊きあがったら、着るように混ぜ合わせ5~10分蒸らす。
6.容器の盛り、お好みで黒ゴマをふりかけて出来上がり。
・甘納豆のお赤飯
材料(4人分)
もち米 2合
食紅 少々
塩 ふたつまみ
甘納豆 120g
ごま塩 少々
作り方
1.もち米はといで30分ほど浸水し、水を切っておく。
2.炊飯釜にもち米を入れ、おこわ2合の水加減にする。
3.小皿に少しの水を入れ、食紅を少し溶かす。もち米に入れ全体をかき混ぜ炊飯する。
4.甘納豆は水で周りの砂糖を洗い落として、水気を切る。
5.炊けたら、甘納豆を入れさっくりと混ぜ合わせる。
6.10分ほど蒸らしたら、器に盛りごま塩をふりかけてできあがり。
・ぎんなんのおこわ
材料(4人分)
もち米 2合
ぎんなん 30粒ほど
舞茸 1パック
さつま揚げ 2枚
酒 大さじ1
醤油 小さじ2
みりん 小さじ1
出し昆布 1枚
作り方
(ぎんなんの下処理)
ぎんなんはつなぎ目部分を上にしてトンカチで軽く叩き、ヒビを入れておく。(厚めのフキンの上で軍手を使用する)
クッキングシート(縦横30cmくらい)にぎんなんを置き、2つ折りにして端を3回折り、両端も3回折りにする。
電子レンジ600wで40秒ほど加熱する。
ぎんなんの殻と薄皮を剥いて完成。
1.もち米をといで30分ほど浸水させ、水を切っておく。
2.舞茸は小さめに裂き、さつま揚げも小さめに薄切りしておく。
3.炊飯釜にもち米を入れ、酒と醤油・みりんを足しておこわ2合分の水加減にする。
4.舞茸とさつま揚げを上に加えて炊飯する。
5.炊きあがったら、全体をさっくり混ぜる。
6.器に盛り出来上がり。
・栗おこわ
材料(4人分)
もち米 2合
栗 400g
酒 大さじ1
塩 小さじ½
作り方
(栗の下処理)
栗は水に30分以上つけておく。(時間がある場合は一晩つけると剥きやすくなる)
栗のとがった方からそこに向けて包丁で引き剥がすように皮を剥く。渋皮を丁寧に剥く。20~30分ほど水につけてアクを抜く。水気をよく拭いて半分にカットする。
1.もち米はといで30分ほど浸水させ、水を切っておく。
2.炊飯釜にもち米を入れ、おこわ2合の水加減をする。
3.上に栗をのせて炊飯する。
4.炊きあがったら、さっくり混ぜ合わせる。
5.器に盛り、出来上がり。
超かんたん炊き込みご飯のレシピいろいろ!おこげもおいしい
失敗なしの炊き込みご飯のご紹介です。
具材がなくてもおいしくかんたんにできます。
・味噌と生姜の炊き込みご飯
材料(4人分)
米 2合
味噌(だし入り) 大さじ1(味の濃さお好みで調整)
生姜(チューブ) 大さじ1
※だし入りではない味噌の場合は粉末出汁を加えてください。
作り方
1.米をといで、30分ほど浸水し水を切っておく。
2.炊飯釜に2合分の水加減にする。
3.炊飯釜の水を少し取り、味噌と生姜を溶かし炊飯釜に戻して炊飯する。
4.炊きあがったら、さっくり混ぜ合わせる。
5.器に盛って出来上がり。
・醤油風味の炊き込みご飯
材料(4人分)
米 2合
醤油 50cc
みりん 50cc
作り方
1.米をといで、30分程浸水させ水を切っておく。
2.醤油と味醂を混ぜておく。
3.炊飯釜に米を入れ、醤油とみりんを加えて2合分の水加減にして炊飯する。
4.炊きあがったら、さっくり混ぜ合わせる。
5.器に盛り、出来上がり。
まとめ:旬の食材を使っておいしいご飯を!
せっかく炊き込みご飯を作るなら、旬の食材を使って季節を感じましょう。
残ったご飯はおにぎりにしても、おいしくいただけます。
ぜひかんたんに作れる炊き込みご飯で楽しい食卓を囲んでください。