今や、子を持つ母の必須アイテムと言えば「電動自転車」。
とはいえ、私自身は自転車に乗れないため持っていないのですが…。
前に後ろに小さな子供を乗せ、お買い物や幼稚園や保育園の送り迎えで奔走しているママの姿は日常的な光景となっています。
しかし、電動自転車って…とっても重いんですよね。
信号待ちの時、買い物で駐輪場に自転車を止める時など、子供を自転車に乗せたまま倒れてしまう…なんてこともないとは限りません。
私も実際に何度か目にし、起き上がるのを手伝った経験もあります。
便利な電動自転車ではありますが、常に危険が隣り合わせであることも忘れてはいけないのです。
自転車が倒れた時、ケガをしてしまうのは親ではなく大切なお子さんであること。
そして、子供は頭が重いため、頭部にケガをしてしまう可能性が高いことも常に覚えておきましょう。
- 「子供の身は親が守る!」
- 「子供を自転車に乗せるときはヘルメット着用!」
これは鉄則なのです。
というわけで、ここでは子供用自転車ヘルメットの選び方について、コツを紹介したいと思います。
目次
子供が自転車に乗る時のヘルメット着用は義務?意外と知らない道交法
さて、皆さんは子供が自転車に乗る時にヘルメットの着用を義務付けられていることはご存知ですか?
「児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児を自転車に乗せる時は、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない」
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/helmet.html
道路交通法には、以上のように記されています
昨今、電動自転車が普及したこともあって自転車の転倒による子供のケガが年々増加の傾向にあるといわれており、その6割以上が頭部のケガだとされています。
頭部のケガは、最悪の場合死に至ることもあることから、ヘルメットの着用はとても重要だといえるでしょう。
実際に、事故分析センターの調査では、ヘルメット着用によるケガの軽減率は約1/4だとも報告されています。
ヘルメットがなくても大丈夫!は絶対にダメ
時々、「ヘルメットがなくても大丈夫」「転ばないから」と、根拠のない自信で子供にヘルメットをかぶらせない人を見ます。
実際、義理の母がそうだったので、大喧嘩になりました…しかし、何かが起こってから後悔しても遅いのです。
今日は転ばなくても、明日転ぶかもしれない。自分は常に安全運転でも、ほかの誰かが自転車に突っ込んでくるかもしれない。
そういった可能性を無視せず、安全を常に心がけるようにしましょう。
「ヘルメットを着用させるのは親の義務」
これが鉄則なのです。
子供用自転車ヘルメットを選ぶポイントとは?SGマークをチェック!
さて、子供にかぶらせるヘルメットはどのようにして選べばよいのでしょうか?
まず、ヘルメットには安全規格があることを知っておくと良いでしょう。安全規格の付いたヘルメットには「SGマーク」が貼り付けられています。
SGマークは、「消費生活製品安全法」に定められた次の試験や基準をクリアした製品にのみ与えられます。(参考:https://www.sg-mark.org/)
- 約1.5mの高さからヘルメットを落下させ、実際に転倒した時の安全性を確認する「衝撃吸収性試験」
- 6歳未満の小さな子供向けのヘルメットである場合は、耳のあたりまで広くカバーできる
- あご紐が基準以上に伸びすぎないかを調べる「あご紐引張試験」
- あご紐の構造が悪いなどの理由で、転倒時にヘルメットが脱げてしまわないかを確認する「ロールオフ試験」
どうせヘルメットを着用するなら、より安全性の高い方が良いに決まっています!
ヘルメットを選ぶ際には、是非この「SGマーク」が付いているものを購入されると良いでしょう。
かわいいデザインが豊富!子供用自転車ヘルメットの選び方とは?
SGマークが付いていることを確認したら、後はデザインを選ぶだけ。一番大切なのは「子供の頭にフィットしたサイズ」であること。
そして、「子供が嫌がらずにかぶる」ということです。子供の頭囲を測り、ちょうど良いサイズを選んであげましょう。
サイズを測るには、おでこと後頭部の一番出っ張っている部分、そして耳のすぐ上を通るラインを柔らかいメジャーで測ります。
せっかくヘルメットを買っても、子供が嫌がってかぶってくれなかったらどうしようもありません。
「自転車に乗る時は必ずかぶろうね」と約束させ、子供が気に入るデザインのヘルメットを選ばせると良いでしょう。
ヘルメットのデザインは本当に様々
色や柄のバリエーションもさることながら、中にはサンバイザー付きや虫よけネット付きのヘルメットなども。
ヘルメットの形により着脱のやりやすさが異なりますので、実際にお子さんにかぶらせてみるのも良いでしょう。
また、今後の子供の遊び方を考え、
- 「BMXをやらせたい」
- 「スケボーをやりたい」
などの目的でヘルメットを選ぶのも良いかもしれません。
ぜひ、他の子と被らない、お気に入りの1つを見つけてみましょう。
まとめ:デザインで気分もUP!子供用自転車のヘルメットは義務と心得て!
以上、子供用自転車ヘルメットの選び方を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
- 自転車には危険が付き物であること
- 子供を守るのは親の義務であること
まず親自身がそのことを常に忘れないようにすることが大切。子供を自転車に乗せる時は、必ずヘルメットをかぶらせるようにしましょう。
今は可愛らしいデザインのヘルメットが沢山あります。
是非、お気に入りの1つを見つけ、楽しみながらお子さんを守ってあげてくださいね。
管理人より
ヘルメットかぶる機会がないなぁー。