- 仕事がうまくいかず、行き詰っている時。
- 恋愛がうまくいかず、落ち込んでいる時。
- なんだかモヤモヤとして気分が晴れないとき。
そんな時私は、“泣ける”映画を観て、思いっきり涙を流すことにしています。
そこで今回は、泣きたいときに観たい“泣ける映画”をご紹介したいと思います。
目次
感動する映画!泣けるものはどれ?泣いてすっきりして気持ちを軽く!
次の日は目が腫れてしまい、会社に行くのも恥ずかしいようなありさまなのですが…。
不思議と、涙と一緒に心の中にたまったドロドロが流れ出て、少しだけ気持ちが軽くなったような気がします。
映画には力があります。
映画の中の登場人物に自分の人生を重ね合わせることで、自分の本当の気持ちを見つけることが出来たり。
反対に「私だったらこんなこと絶対にしない!」と思うことで、現在の状況を振り返ることが出来たり。
1つの物語を通して自分を見つめることで、昨日より1歩前進できる、そんな力を持っています。
1.ラースと、その彼女
私が大好きな作品です。
等身大のリアルドールを本物の彼女だと思い込んでしまった青年と、当惑しながらも優しいまなざしを向ける周囲の人々の交流を描く物語。
一見、くだらないコメディ映画のように思えるあらすじですが、とんでもありません。
ラースのあまりの清らかな心に触れ、そして周囲の人々のやさしさに触れ、ラストは胸がもげるように痛く、嗚咽をこらえることができないほどの感動作です。
2.ライフ・イズ・ビューティフル
あまりにも悲しく素晴らしい映画で、2日連続で映画館に通ってしまった作品です。
この映画は、ナチスによるユダヤ人迫害を描いた映画となりますが、始めはコメディ映画かと思うほど、ユーモラスに富んでいます。
どんな悲しいことも、明るく乗り越えようとする父親役をロベルト・ベリーニが演じます。
しかしこのロベルト・ベリーニと言う人、映画監督ではありますがイタリアで有名なコメディアンなのです。
そのため“笑い”のシーンが本当におかしく、悲しいシーンなのになぜか笑ってしまう。
笑ってしまうけど、胸が痛いほど悲しい。というものすごくつらい状況にさせられます。
アカデミー賞主演男優賞・カンヌ国際映画 審査員特別グランプリ・英国アカデミー賞など、数々の賞を総なめにしたこの映画、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
3.マイ・フレンド・フォーエバー
家族の愛情に恵まれなかった少年と、エイズ患者の少年の友情を描いた物語。
つい最近までDVD化されておらず、意外と知られていない映画ですが、今は亡きブラッド・レンフロの代表作とも言える名作となります。
この映画を観るたび、エイズに対する偏見と、病気の怖さに対して思い知らされます。そして、真の友情とは何か、死とは何か、生きるとは何か。
考えさせられることとなります。
子供の無垢な感情に心を揺さぶられ、最期は人目もはばからず号泣してしまったこの映画。ただ泣きたいだけでなく、心が温かくなりたい時に、おススメの一作です。
4.魔女の宅急便
仕事に行き詰った時、繰り返し見ているのがこの映画。
「なんだ、何回も観たよ」と思われる方も多いでしょうが、実はこの映画、大人になってから観てみるとだいぶ感じ方が違うことに気づきます。
特にキキが空を飛べなくなるシーンでは、仕事に行き詰った自分の姿を重ね合わせてしまい、涙なくては観ることが出来ません。
- 何をやっても上手くいかない。
- ジジの話も聞き取れなくなってしまう。
その状況の苦しさが分かるからこそ、感情移入できるとも言えるでしょう。
- 仕事に対する苦しみ。
- 思い描いていた将来と今の自分の違い。
- 親の期待。仲間と比べた自分。
そういった社会に出ると生まれてくる“負の感情”をまざまざと感じ、何度観ても泣いてしまう映画です。
5.ホリディ
“泣ける”恋愛映画と言うと、どちらが死んでしまうことが殆どですが、この映画はそうではありません。ほんわかと心が温かくなり、少しうるっとする恋愛映画です。
ロサンゼルスに住む映画CM作家アマンダとイギリスの片田舎に住むアイリスが失恋をきっかけに家を交換する「ホーム・エクスチェンジ」を題材にした物語。
キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラックと、豪華キャストが勢ぞろいなのですが、何と言っても素晴らしいのがケイト・ウィンスレット。
ケイトと言えば「タイタニック」を思い描く人が殆どですが、この映画におけるケイトの魅力はその比ではありません。
年を重ねた女性の美しさが前面に溢れており、笑顔を観ているだけで幸せな気持ちにさせてくれます。
また、ストーリーがただの恋愛映画だけで終わらないのがこの映画の良さ。往年の脚本家と心を通わすシーンは、名場面と言っても過言ではありません。
まとめ:感動する映画、泣ける映画は心を軽くしてスッキリさせます
以上のように“泣ける”映画をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
心が疲れてしまったときは、無理に明るくふるまうのではなく、こうした映画に身をゆだね、気持ちを開放してあげることも大切。
泣きたいだけ泣いてしまえば、次の日は少し楽になるのではないでしょうか。
泣ける映画か…そういえばしばらくそんな映画を観てないような。