我が家には6歳の息子がいますが、映画が大好きです。
なぜかというと、映画を観る時は、必ずシチュエーション作りから行うから。
部屋を暗くし、ジュースとポップコーンを用意し、必ず家族一緒に観るようにしているからです。
そこで今回は、「夏休みに家族で観たい!おススメ映画」をご紹介したいと思います。
目次
休み中に見よう!感動する映画~家族向けのおすすめ映画5つをご紹介
「映画を家族で観る」ということは、1つの物語を家族で共有するということ。
2時間近い時間を共に過ごし、感動を分かち合うということになります。ここで大切なのは、大人も一緒に「映画を楽しむ」ということ。
せっかく一緒に映画を観ているのに、大人が退屈そうにしていては、子供は盛り上がることが出来ません。
決して子供用でなく、大人も子供も楽しめる。そんな映画を選ぶことが重要となります。
1.E.T
言わずと知れた名作「E.T」。子供の頃に何度も観たという方も多いのではないでしょうか?
しかし、大人になってから子供の時に観た映画をもう一度観てみると、まったく異なる印象を持つことに気づきます。
- 「この映画ってこんなお話しだっけ?」
- 「こんなシーンあったっけ?」
そういった体験を子供にもさせてあげたいと思い、「E.T」はいち早く観せたいと思いました。
古い映画なので、今観ると、画像が暗く、造りも“ちゃっちい”印象です。しかし、不思議なもので「良い映画」は子供でも「良い」と分かるもの。
あっという間に物語の中に引き込まれていく息子の姿はとても印象的でした。
そして、ラスト。
伝説の名場面でオイオイと泣きじゃくる息子を観たとき、「人の気持ちが分かる子で良かった」と、その姿に涙したことも忘れられない思い出となった映画です。
2.ベスト・キッド
1984年に創られたアメリカ映画である「ベスト・キッド」シリーズ。
古い4部作ももちろん素敵な映画ですが、ここでおススメなのは、ジャッキー・チェン主演のリメイク版。
ハラルド・ズワルト監督作品で、制作にウィル・スミスが加わった現代バージョンの映画です。
ジャッキー・チェンが扮する格闘家ハンに習い、カンフーを覚えるのは少年ドレ。ドレの役は、ウィル・スミスの実の息子が演じます。
この映画の醍醐味は、旧シリーズと同様、弱い男の子がカンフーを通して強くたくましく成長していくところですが、旧作には描かれていない、幼い恋心や親との確執も描かれているところがポイントとなります。
「ベスト・キッド」の良いところは、悪い奴が徹底的に悪いというところ。
子供心にも、「あいつ嫌な奴」と思う人が、最終的には改心する様は、観ていて気持ちが良い物なのでしょう。
ちなみに、息子がこの映画を初めて観たのは、5歳の時。それ以来、すっかり格闘技にはまってしまい、今では立派な格闘家へと成長しています。
勧善懲悪を子供に教えるには、とても良い映画なのではないでしょうか?
3.ペンギン・ハイウェイ
森見登美彦の小説「ペンギン・ハイウェイ」の映画化。
ペンギンが町中にあふれかえるという物語をアニメにするとどんな仕上がりになるのか、楽しみで仕方なかった作品です。
しかし、小説だからこそ成し得るであろう幾つものシーンが、私の想像以上に素晴らしく、一気に物語に引き込まれてしまった作品。
“お姉さん”の手からぴょんぴょん生まれ出てくるペンギンたちの動きは、ペンギンそのものでした。
大人だからこそ楽しめる森見登美彦の世界。しかし、アニメだからこそ、子供にも楽しんでもらえる。
親の青春時代を子供と分かち合うには最適な映画と言えるでしょう。
4.天使にラブソングを
ウーピーゴールドバーグの名作「天使にラブソングを」。
この映画を観たことがない人はいないのではないかと思うほどの有名作品です。
ゴスペルを通して、友情をはぐくみ、また町中を音楽で埋めてしまう物語は、子供にとっても分かりやすく、心躍るものなのではないでしょうか?
この映画の良いところは、茶目っ気がたっぷりでジョークが聞いているところ。
人の気持ちを不愉快にさせるようなシーンが全くなく、観ていて幸せな気分になるところです。
きっと映画を観終わった後は、家族全員で「オーハッピーデー」と歌っていることでしょう。
5.怪盗グルーのミニオン大脱走
ミニオンシリーズ映画の最新作「怪盗グルーのミニオン大脱走」。
この映画は息子と一緒に映画館で観たのですが、息子そっちのけで大笑いしてしまったお話です。
ミニオンズ映画の素晴らしいところは、親世代が良く知っている音楽をふんだんにちりばめているところ。
笑いのツボも、大人と子供の目線をきちんと押さえ、ちょうどよいラインを狙ってきている点なのではないでしょうか。
この映画以来、私もすっかりミニオン好きになってしまい、映画のDVDを買い集めてしまったのは、言うまでもありません…。
まとめ:感動する映画を家族で観れば思いも共有できて教育にいい
映画を一緒に観る。
というのは、スマホやiPad、YouTubeなどを子供に渡し、映像を見せている時間とは全く異なります。
共に1つの作品に没頭し、同じ時間を過ごすことは、親子のコミュニケーションであり、心を通わせる大切な時間と言えるでしょう。
いつか子供が大人になったとき、「あ、この映画昔お母さんと一緒に観た」と、言ってもらえるような心に残る1本を作ってみてはいかがでしょうか。
管理人より
こうやって映画見れるのなんかいいなー。