私には6歳になる息子が1人います。
「男の子って大変じゃない?」とよく聞かれますが、実は、今まで一度も子育てが大変だと思ったことがありません。
と言うより、「子育てをしている」とまったく思っていないのです。
こんなことを言うと批判されるかもしれません。しかし正直に書きますと、私は子供があまり好きではありません。
子供と一緒に遊んであげることも出来ないし、あやすことも出来ないのです。
子供ができた時には、「こんな私が親になってよいのか」とも思いましたが、それならば、生まれてきた子供とは1対1の人間同士として向き合おう。
自分の子供だから可愛いのではなく、一人の人間として愛そう。そう決めて、今まで6年間一緒に過ごしてきました。
しかしある日気づいたのです。「子育てが大変だと思ったことがないな」と。それはきっと、私に子育てをしている実感がないからなのだと。
そして今では、「私のやってきたことは、意外と良かったのかもしれない」とさえ、思っているのです。
そこで今回は、私なりの「子育て」についてお話しし、「子育てが大変!いつまで続くの?」と悩まれている方に、何らかの手助けになればと思います。
目次
子育ての悩み事とは!?自分のために我慢するコツとポイント
私はとても未熟な母親なので、子供のために何かを我慢することができません。
自分も大好きなおかずを子供が欲しいと言っているからと言って、分け与えることができないのです。
私が我慢するときは、自分のためになることだけ。そう決めてやってきました。
子供を早く寝かせて自分の時間を持ちたい。
- 日中、テレビは一切見ない。子供の睡眠時間、食事時間に合わせて行動する。
子供に家事を手伝ってもらいたい。
- 2歳の頃から包丁を持たせ、料理を教える。
- すべての家電を子供の高さで設置する。
- 洗濯物は自分で洗わせる。畳ませる。子供がしわくちゃに畳んでも絶対にやり直さない。
などです。「子育てが大変!」と思う人の内心には、「私ばっかり我慢している」という気持ちがあるのではないでしょうか?
自分のための我慢と気持ちをすり替えてみる
もしそうであるならば、自分のためにならない我慢はせず、自分のための我慢だと気持ちをすり替えてみてはいかがでしょうか?
例えば、将来子供が困らないように、テーブルマナーを教える。
のではなく、将来子供と一緒にレストランに行ったときに、親が恥をかかないためにテーブルマナーを教える。などです。
すべての事柄を「自分のため」と思えば、「我慢している」という気持ちは消えてしまいます。
そして、「我慢している」という気持ちがなくなれば、「子育ては楽」になるのではないでしょうか?
自分の弱さをさらけ出そう!家族とのコミュニケーションの取り方
私は頭痛持ちで、身体が弱く寝込みがちです。太陽の光に弱いので、夏場は外に出られません。
重い物は持てないし、ご飯の好き嫌いもたくさんあります。私はこういった自分のダメな部分をすべて息子にさらけ出しています。
そして、息子もこういった母親のダメな部分を理解し、尊重してくれています。
そして今では、
- 「ママ、今日頭痛い?僕がご飯作ってあげようか?」
- 「昼間暑くて外出られないでしょ?家で待ってていいよ」
- 「僕が荷物持ってあげるよ」
- 「ママ、〇〇嫌いでしょ。僕が食べてあげる」
と、息子がすべて助けてくれています。時々「親は子供に尊敬されなくてはいけない」と、子供の前で強がっているお父さん・お母さんを見かけます。
それが間違いだとは思いません。
しかし、子供に親が弱みをさらけ出すことで、子供が優しい子に育つこともあります。
お互い人間同士、家族なのですから、ダメなところは尊重しあい、互いに補い合って生活するのも良いのではないでしょうか?
親子喧嘩の特徴とは!?子供に与える可能性のある良い影響をご紹介
息子が3歳の頃。駅前商店街の真ん中で、「歩きたくない!」と靴を投げ、泣き出したことがありました。
私は買い物袋をぶら下げていて、子供を抱っこすることができません。投げた靴を拾ってもまた投げるの繰り返し。
重い荷物で手も痛く、いい加減腹が立った私は、自分の靴を脱ぎ、息子に向かって投げつけ、「ママだって疲れた!」と大声で泣きわめきました。
気づけば周囲は人だかり。皆、3歳児と本気で喧嘩し泣きわめいている私を見て、あきれていたことでしょう。
しかし、この時、息子は私の靴を拾い私に持ってきてくれたのです。「ごめんなさい」と。
そして、この喧嘩以来、息子は「歩きたくない」と駄々をこねることをやめました。
本気の喧嘩は相手の心を動かします。それは、たった3歳の子供相手でも変わりません。
子育てに疲れ気持ちがささくれ立った時には、「ママ、疲れた」と声に出し、思いっきり子供の前で泣きわめき、本気の喧嘩をしてみてはいかがでしょうか?
まとめ:子育ての掟で乗り切ろう!大変な時期はいつまでも続かない!
以上のように、子育てが楽になる3つの掟をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
「子育て」とは言いましたが、子供は一人で勝手に育つもの。
あまり気負わず、子供に育ててもらっているくらいの気持ちで取り組んでみるのも良いかもしれませんね。
管理人より
やり方は色々あるかもしれないけど、子供を子供扱いしないで対等に扱うってなかなか難しいし実践してる人ってそんないないと思う。