夏場のお弁当ってすぐに傷んでしまって大変です。ちょっとした工夫で傷みにくくなります。
とはいえ、どんなふうに作ると良いのかわかりにくいですよね。
- 夏場のお弁当で気をつける点は?
- 傷みにくいおかずが知りたい
- 抗菌効果のある食材を教えてほしい
暑い時期のお弁当作りで、上記のような悩みを抱えている方がいらっしゃると思います。
今回この記事では、「夏場の傷みにくいお弁当の作り方」についてまとめました。
この記事を読むだけで、傷みにくいお弁当がかんたんにつくれるようになりますよ。
ぜひ参考にしてください。
目次
夏場のお弁当作りでは何に気をつけて作るとよいのか?気をつけるべきポイントを紹介!
夏場だけではなく、お弁当作りは細心の注意を払って作っていますよね。
この暑い季節には、本当に大変です。
ポイントを意識すればあまり気負わず作れるようになりますよ。
<調理器具やお弁当箱の清潔>
調理する人の手はもちろんしっかり手洗いをして、消毒後に調理を始めてください。
まな板は肉・魚用と野菜用に分け、使った包丁はしっかり洗いましょう。
お弁当箱はパッキン部分やフタに汚れが残りやすいので、分解して洗います。
<調理後はしっかり冷ます>
中途半端に温かいものを詰めず、しっかり冷ましてから弁当箱に入れましょう。
金属トレーやお皿に移して、扇風機の風に当てたり保冷剤を使ったりして冷ますのも良いです。
<作り置きは極力避ける>
作り置きをする際は、冷凍保存にしてください。
冷蔵庫で保存の場合は再度加熱してからお弁当に使いましょう。
<小分けするシリコンカップやホイルカップを使う>
おかず同士の汁気が混じり合うと傷みが進みます。
カップを使用して混じり合わないように仕切りましょう。
・シリコンカップ
<食材の殺菌力を活用>
食材の中には殺菌効果のある食材があります。
わさび
生姜
青じそ
酢
にんにく
ローズマリー
バジル
上記の食材を上手に使っていきましょう。
<保冷剤の使用>
保冷剤や保冷バックを使用すると冷たさをキープできます。
冷気は下に下りていくので、お弁当の上に置きましょう。
蓋が保冷剤になっている弁当箱もあります。
・三好製作所 ランチボックス 保冷剤一体型
・保冷剤
<生野菜は避ける>
水気の多い生野菜はお弁当に入れないようにしましょう。
半熟卵やハム・ちくわは火をよく通してから。
夏場でも大丈夫な安心おかずは?殺菌効果のある食材を上手に活用
暑いときでも傷まないように殺菌作用のある食材を使うと、お弁当のおかずにもピッタリです。
・豚肉のバター焼き わさび醤油味
材料
豚ももブロック(食べやすい大きさにカット) 250g
塩コショウ(下味をつける) 少々
片栗粉 大さじ1
バター 12g
酒 大さじ1
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
わさび(チューブ) 小さじ1
作り方
- 豚肉を食べやすい大きさにカットし、下味(塩コショウ)をつけて全体に片栗粉をまぶす。
- フライパンにバターをひき、豚肉をソテーする。
- ボウルに酒・醤油・みりん・わさびを入れてしっかり混ぜ合わせる。
- 豚肉に混ぜ合わせた調味料を回しかけてからめてできあがり。
・鶏もも肉のさっぱり照り焼き
材料
鶏もも肉 1枚
醤油 50cc
酢 50cc
砂糖 50g
作り方
- フライパンに醤油・砂糖・酢を入れて、鶏肉の皮を下にして強火にかける。
- 沸騰したら、弱火にして10分ほど煮込む。
- 10分経ったら裏返して更に10分ほど煮込む。
- 最後にもう一度裏返して3分ほど似てできあがり。
・豚肉のくるくるミルフィーユカツ
材料
豚ロース肉(薄切り) 12枚(約180g)
大葉 4枚
小麦粉 大さじ1.5
水 大さじ1.5
塩コショウ 少々
パン粉 適量
米油 適量
作り方
- 小麦粉と水を合わせて溶いておく。
- 豚ロース肉の両面に塩コショウを振る。
- ロース肉を半分ほど重ねながら3枚並べる。
- 並べた肉の上に大葉を載せてきつめに巻いていく。
- 合わせておいた小麦粉と水を巻いた肉に塗り、パン粉をまぶしていく。
- 米油を170℃くらいに加熱したら、2~3分、表面が色づくまで揚げて油を切っておく。
- 斜め半分にカットしたらできあがり。
まとめ:少しの工夫とポイントを抑えて暑い夏でも安心なお弁当作りを!
最近は手洗いや手の消毒は日常的に行われていますよね。
あと少しだけ工夫をすることで、暑い夏でも安心して食べられるお弁当ができあがります。
衛生面・食材の工夫・保存方法を意識して、おいしいお弁当を毎日持たせてあげてください。