寒くなってくるとシャワーより、お風呂に入りたくなりますよね。
しかしどの入浴剤がおすすめなのか、少しわかりづらい部分もあります。
- 入浴剤にはどんな種類があるの?
- お風呂に入るとどんな効果があるのか知りたい
- 肩こりや腰痛に効く入浴剤ってある?
お風呂に入浴剤を入れて入ろうとした際、上記のような疑問が湧き上がるかもしれません。
今回この記事では、「入浴剤の効果とその選び方」についてまとめました。
この記事を読むだけで、入浴剤にはどんな種類があってどんな効果を生み出すのかがわかります。
入浴剤選びの参考にしてください。
目次
入浴剤ってどんな種類があって、どんな効果をもたらす?
入浴剤の種類は大きく分けると6つに分類されます。
- 無機塩類系(粉末)
- 炭酸ガス系(錠剤)
- 薬用植物系(粉末、生薬の刻み)
- スキンケア系(液体)
- クール系(粉末、錠剤)
- 酵素系(粉末、顆粒)
それぞれ詳しく解説していきます。
1.無機塩類系(粉末)
無機塩類系は、冷えが気になるときに適しています。
無機塩類を主成分として、保湿剤や色素・香料を添加しているものが多いです。
2.炭酸ガス系(錠剤)
炭酸ガス系は、疲れを取りたいときに適しています。
炭酸ナトリウムや炭酸水素ナトリウムの炭酸塩と有機酸類を組み合わせて配合しており、保湿剤や色素・香料を添加しているものが多いです。
3.薬用植物系(粉末、生薬の刻み)
薬用植物系は肩こりや腰痛、肌荒れが気になるときは最適です。
生薬エキスや、生薬類の刻んだものを無機塩類と組み合わせたものとなっています。
4.スキンケア系(液体)
スキンケア系はお肌の乾燥が気になるとき、適しているものです。
保湿成分を含んだもので、白濁するものや無機塩類に保湿成分を含ませています。
5.クール系(粉末、錠剤)
クール系はさっぱりしたいときに適しています。
無機塩類や炭酸ガス系の基剤に、清涼成分を付与したものが多いです。
6.酵素系(粉末、顆粒)
酵素系は皮膚を清浄にしたいとき、選ぶのが最適です。
酵素を配合したもので、無機塩類と組み合わせることが多いものとなっています。
症状別に使いたい入浴剤は何がいい?
そもそもお風呂に入るのは、下記の効果があります。
- 温熱作用
- 水圧作用
- 浮力作用
上記の作用に効果的な成分を添加して、肩こりや腰痛・冷え性といった症状を軽減するのが入浴剤です。
<肩こり・腰痛に有効なもの>
肩こりや腰痛を癒やすなら、薬用植物系の入浴剤がおすすめです。
トウキやセンキュウといった生薬には血行促進効果があります。
温浴効果を高めて肩こりや腰痛を和らげるでしょう。
チンピという生薬が含まれる入浴剤では、肌荒れやしっしんにも効果的です。
・温泡 生薬プラス 和漢 薬草の香り
・音素 入浴剤 琥珀の湯&白樺の湯
<疲れをとりたいとき>
疲れを取りたいときは、炭酸ガス系の入浴剤がおすすめです。
炭酸ガスは血管を広げる効果があります。
お湯に溶けた炭酸ガスがひふから吸収され、血流を良くして全身の新陳代謝を活発にしてくれるのです。
・バブ メディキュア 高濃度 炭酸 温泉成分
・温泡 入浴剤 とろり炭酸湯ぜいたく華蜜4種 )
<冷えがきになるとき>
冷えが気になるときは、無機塩類系の入浴剤がおすすめです。
成分に多く含まれている塩類が皮膚表面のタンパク質と結合して、体に保護膜を作ります。この保護膜が保温効果を高めて持続させる仕組みです。
・バスロマン 完熟ブドウの香り
・ここちバス日本の名湯
<お肌の乾燥が気になるとき>
お肌の感想が気になるときは、スキンケア系の入浴剤がおすすめです。
うるおい成分がお肌の角層内部にまで浸透して、保湿成分を補ってくれます。
入浴剤でのスキンケアなので、普段ケアしにくい背中もしっかりとカバー。
・エモリカ 薬用 スキンケア入浴剤
・薬用ソフレ 濃厚しっとりスキンケア入浴液
<さっぱりしたいとき>
さっぱりしたいときなら間違いなく、クール系の入浴剤がおすすめです。
メントールを配合しているタイプは、お風呂上がりでもすっきり爽快のお肌にします。
風呂上がりの扇風機やクーラーよりもひんやり感です。
重曹やミョウバンを配合しているタイプは、入浴後のお肌のさっぱりが違います。
・温泡 さっぱり入浴剤 こだわりレモン
・バブ メデキュア 冷感クール レモングラスの香り
まとめ:暑い夏も寒い冬にもお風呂に入って疲れをとりましょう
寒いときにはお風呂にゆっくりつかって、疲れを癒そうと思います。
夏は暑いのでシャワーでさっぱりしたいと思いがちですが、手段としては少し違うのです。
冷房が効いた部屋に長時間いると、身体が冷えてしまっています。
お風呂にゆっくりつかることで、副交感神経を働かせましょう。気分をリラックスさせてあげるのがベストです。
そのお手伝いをしてくれるのが入浴剤。自分の目的に応じた入浴剤を選んで、身体の内側と外側の健康を!