冬の季節になると窓からのすきま風と、窓ガラスにつく結露は悩みです。
大きな出費にならないで解決する方法を探してみましょう。
- 窓からのすきま風を防止する方法ってある?
- 結露が発生する仕組みを教えて
- 結露の防止対策が知りたい
窓のすきま風と結露に悩んでいる際、上記のような疑問を持つ方がいらっしゃるかもしれません。
今回この記事では、「窓のすきま風と結露対策」についてまとめました。
対策の参考にお読みください。
目次
すきま風を防止するには?すきま風が起こる原因と対策方法
暖房をつけているのに寒さを感じることがあります。
すきま風が入ってきているからですね。どうしたらすきま風の発生を抑えられるのでしょうか。
<すきま風が起こる原因>
すきま風が起こる原因はさまざまあります。
1.建物のゆがみ
建築年数が経つと少しずつ建物が歪んできます。
歪みができるとすきまが作られ、すきま風の原因になるのです。
古い住宅はすきま風が気になるようになります。
2.窓ガラスのゴムパッキンが劣化
ゴムパッキンは年数が経過すると、少しずつ劣化してきます。
劣化するとゴムはひび割れを起こし、すきま風が発生しやすくなるのです。
ゴムパッキンの寿命は約10年くらいなので、目処に取り替えましょう。
3.窓枠コーキングの劣化
窓枠と壁の間にはコーキングですきまを埋めています。
コーキング材も年数が経過すると、劣化してすきまができてくるので注意が必要です。
コーキングの劣化はすきま風だけではなく、雨漏れにもなり得るので注意しましょう。
<窓のすきま風対策>
できれば低コストで、かんたんにすきま風対策ができればありがたいですね。
1.すきま風テープを使う
隙間テープには、スポンジタイプとモヘヤタイプがあります。
強力な接着剤のバブルテープでかんたんに貼り付けが可能です。
・すきまテープ(スポンジタイプ) 12mm(幅)×12mm(厚さ)×2m(長さ)
・すきまテープ(モヘヤタイプ) 9mm×5mm×5m
2.断熱カーテンを使う
断熱性のある厚手のカーテンを取り付けると、窓からのすきま風を防止します。
窓枠より少し大きめのサイズを選んでください。
・断熱カーテン 幅134cm×丈160cm (1枚組)
・断熱カーテン 幅100cm×丈110cm (2枚組)
3.断熱シートを貼る
コールドドラフト現象対策では、窓の断熱性を高める必要があります。
断熱シートを貼ると、窓から外部の冷気が室内に伝わりにくくなるのです。
同時に結露の発生も抑制します。
・断熱シート マジックミラーフィルム 90cm×200cm
・断熱シート マジックテープ付き 150cm×130cm
結露はどうして起きるの?放置しておくのは危ない!結露防止策
結露は空気中に含まれる水蒸気が、物質の表面に水となって現れる現象です。
夏場に冷たい飲み物を入れたグラスの表面に、水滴がたくさん付きますよね。
この状態が普段の生活で見られる結露です。
<結露による生活への影響>
結露をそのまま放っておくと、壁紙や建材、窓まわりや床の劣化とさまざまな影響があります。
特に結露はカビの発生に繋がり、カビが発生するとダニの発生にも繋がるのです。
ぜんそくやアトピーといった健康に被害を及ぼす可能性も考えられます。
<結露を防ぐ方法>
1.こまめに換気や除湿をする
空気中の水分量が多いと結露を起こしやすいので、換気扇を回したり窓を開けたりして湿気を排出しましょう。
除湿機や除湿剤を使うのも効果的です。
・除湿機 小型タイプ
・除湿剤 タンクタイプ3個入り×6個パック
2.室内の空気を循環させる
気温差によって結露が起こりやすくなります。
暖かい空気は上に行きやすくなるので、空気を循環させて温度を均一にしましょう。
サーキュレーターや扇風機を天井に向けて風を送ると、暖房効果も高まります。
・サーキュレーター 静音
・扇風機 風量3段階調節
3.結露防止スプレー・結露吸水テープ・食器用洗剤を使う
結露防水スプレーを吹きかけると、薄い膜が張られてガラスに付く水滴を吸水します。
効果の期間が約1ヶ月と持続性があまりありません。
・結露防止スプレー 400ml
結露吸水テープは窓ガラスの下部に貼り付けて、垂れ落ちてきた結露を吸水させます。
・結露吸水テープ 幅60mm×長さ0.9m
食器用洗剤を20倍程度に薄めて、タオルに染み込ませます。
しぼったタオルでガラスを拭き、仕上げに乾拭きする方法です。
手軽にできるのですが、効果は1週間ほどと持続しません。
まとめ:コストをかけずに結露とすきま風を予防!
寒くなって来る季節には結露で悩まされます。
大きな出費をせずに気軽にできる対策を講じましょう。
リフォームを検討される場合は、二重サッシの取り付けや断熱ペアガラスへの交換といった方法もあります。