目の乾きや疲れ、ゴロゴロ感といった不快感をおぼえることはありませんか。
ドライアイは乾燥性角結膜炎という目の疾患なのです。
- ドライアイの症状って?
- ドライアイになる原因を教えて
- ドライアイの対処法や予防法が知りたい
ドライアイに悩んでいる際、上記のような疑問を持たれる方がいらっしゃるかもしれません。
今回この記事では、「ドライアイの原因と対処・予防法」についてまとめました。
この記事を読むだけで、なぜドライアイになるのか、その予防法が一目でわかりますよ。
ドライアイに悩んでいる方はぜひお読みください。
目次
ドライアイになる原因にはどのようなことがあるのか?ドライアイの症状とは?
ドライアイになる原因には、どのようなことがあるのでしょうか。
<長時間のパソコンやスマートフォンの画面を見る>
パソコンやスマートフォンで作業をする人が増えたことは、原因の一因になっているようです。
画面を注視する作業では、まばたきが不完全になって回数が1/4ほどに減ってしまいます。
瞬きが減ると、目全体に涙が行き渡らず乾燥状態になりやすいのです。
最近では学校でパソコンやタブレットの教育が進んでいるので、子どものドライアイも大きな問題になっています。
<エアコンや暖房器具による空気の乾燥>
エアコンや暖房で空気が乾燥します。
乾燥した部屋の中にいると、目も乾きやすくなりドライアイのリスクが高まるのです。
エアコンの風が直接当たる場所は、特に注意しましょう。
<コンタクトレンズの装用>
コンタクトレンズには2種類のレンズがあります。
ソフトレンズとハードレンズがあり、水分を含んでいるソフトレンズの方がドライアイのリスクが高いようです。
長時間装用することで、レンズが乾くと涙を吸い取り、さらに水分を補おうとします。
含水率の高いコンタクトレンズは、蒸発する水分も多いのです。
そのため吸い取る涙の量も多くなり、目が乾きやすくなります。
<マイボーム腺の機能不全>
涙はほとんどが水分です。
その水分が蒸発しないように涙の表面に油がのっています。
油を分泌しているのがマイボーム腺です。
マイボーム腺はまつげの付け根にあります。
アイメイクで塞がれたり、汚れが詰まってうまく分泌されなかったりして、油の分泌量が不十分なために目が乾燥してしまうのです。
<加齢による分泌量の減少や質の低下>
加齢とともに分泌される涙の量は少なくなったり、質が悪くなったりして目に十分な水分量が行き届かなくなります。
涙は油と水、ムチンと3つの成分でできているのです。
1.油層:一番外側の層で水分の蒸発を防ぐ。
2.水層:涙の主成分。中間の層で角膜や結膜に栄養分を送る。
3.ムチン層:目に一番近い層で涙が流れ落ちないように安定性を保つ。
外側で空気に触れているのが油層で、外側に油の膜を作って涙が蒸発するのを防いでいます。
年齢とともに油量が減ったり、油の質が悪くなったりして油の膜がしっかりつくられなくなり、水分が蒸発しやすくなるのです。
ドライアイを予防するにはどのようにしたら良いのか?
さまざまな原因が考えられます。ドライアイになりやすい生活習慣を改善することが一番の予防です。
通常の涙はとろみがあります。疲れると水っぽい涙になり、目が乾きやすくなるのです。
<目のケアをする>
目が疲れていると感じた際には、目を温めるのが効果的です。
目の周りの血流を良くすると、マイボーム腺から油が出やすくなり、涙の質の改善に繋がります。
<まばたきの回数を増やす>
不完全なまばたきや回数が減少すると、涙が目に行き渡らず乾きやすくなります。
ドライアイ予防には、上まぶたと下まぶたの閉瞼するまばたきを心がけましょう。
<まつげの内側にアイメイクをしない>
まつげの内側にはマイボーム腺があるので、その上にアイメイクをすると腺が塞がってしまいます。
マイボーム腺が塞がると油がうまく分泌されなくなってしまうこともあるのです。
まつげの内側にアイメイクをするのは控えましょう。
<コンタクトレンズは正しく装用する>
長期間使用する際は定期的に眼科で診察を受けて、コンタクトレンズに傷や破損がないか、度数が合っているかを確認しましょう。
シリコーンハイドロゲル素材のソフトコンタクトレンズは乾きに強くおすすめです。
まとめ:ドライアイは早めに対処!疲れをためない生活習慣で
ドライアイを安易に考えず、早めに対処しましょう。
目薬を使用することで改善します。
目のかゆみや目やにがともなう場合は、医療機関の受診をしましょう。
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