「子供が筋トレをしすぎると背が伸びなくなる」そんな話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
実は私もそんな一人。「まだ小さなうちは筋トレなんかしなくても良い」と勝手に思いこんでいました。
その根拠としては、体操やボクシングの選手に小柄な方が多いことが挙げられます。
また、ボクシングの世界では、ライト級やフライ級の小柄な日本人選手の活躍が目立っていたからしても、小さい頃に鍛えすぎると小柄になってしまうと思ったのです。
しかし、小さな頃から筋トレをしていても180cmを超える大柄な人は世の中にたくさんいます。
また、現在活躍しているスポーツ選手の多くが、幼いころからスポーツを続けていたことは、皆さんもご存知のとおりです。
目次
正しい子供の筋トレを身につけよう!身長を伸ばすためのコツをご紹介
「子供が筋トレをしすぎると背が伸びなくなる」昔はよく言われていましたが、今では大きな誤解であることが分かっています。
最近では、「子供でも適度な筋トレはした方が良い」という考え方が主流になり、子供用のスポーツジムなども多く開設されていると聞きます。
実際、現在6歳になる息子も毎日のように筋トレを行っていますが、成長は止まることなく、反対に筋トレを始めてからの方が背は伸びたように感じています。
そこで今回は、子供の筋トレについて考えるとともに、正しい子供の筋トレメニューについて紹介したいと思います。
子供の筋トレ効果とは!?身長を伸ばすコツやポイントをご紹介
子供の筋トレにはどのような効果があるのでしょうか?
最近のとある研究では、「筋トレには成長ホルモンの分泌を助ける効果がある」といわれており、子供の身長を伸ばす効果があると発表されています。
また、筋トレを行うことで体の体幹が鍛えられると、身体能力そのものが発達するともいわれています。
腕の筋肉が鍛えられれば、「うんてい」が上手にできるようになるかもしれません。
また、足の筋肉が鍛えられれば瞬発力が付き、リレーで1位を取ることができるようになるかもしれません。
日々のトレーニングによって筋力が鍛えられるだけでなく、
- 「身体がたくましくなった」
- 「自分は強くなった」
と思えるようになることで、子供は自信を持ち、あらゆることに積極的に立ち向かえるようになることでしょう。
筋トレを続けるということは、身体だけでなく、精神をも育てる効果があるといえるのです。
事前に知っておこう!子供に合った我が家の筋トレメニューをご紹介
では、子供が筋トレを行う場合、どのようなメニューをこなせばよいのでしょうか?
各項目に沿って解説しつつ、参考動画も用意したのでぜひ御覧ください。
まずはストレッチで体を軽く動かす&柔軟性を!
ストレッチは、子供だけではなく大人にとってもとても良い運動だといえるでしょう。
身体が硬いとケガをしやすくなるため、ストレッチで日ごろから身体をほぐしておくことはとても良いことだとされています。
またストレッチは身体を伸ばす運動が多いため、背を伸ばす効果もあります。
- 両腕を天井に向けて背筋を伸ばす
- 手首や足首を回す
- 前屈をし、足の裏側の筋肉を伸ばす
など、習慣にすると良いでしょう。
下半身の力は日常生活にも大きな影響が!スクワット
昨今では、「うんこ座り」ができず、和式の便所が使えない子供が増えているといいます。
それは、足の筋力が弱いことが原因とされ、その改善にはスクワットがとても効果的だとされています。
スクワットは、股関節や骨盤、背骨を鍛えるだけでなく、血行や腸内活動を促進する効果もあります。
自身の体重を負荷にして行う自重トレーニングは、子供の体に負担をかけすぎない、適度な筋トレといえるでしょう。
メジャーな腕立て伏せ!案外難しい?
腕立て伏せは、一番メジャーな筋トレ方法ですが、試してみると意外に難しいことが分かります。
特にまだ筋力のない子供の場合、一回もできないということは大いにあるといえるでしょう。
そのため、子供が腕立て伏せを行う場合は、まず「簡易バージョン」から行っていくのがおすすめ。
- 「壁やテーブルを使う」
- 「膝をついて腕立てを行う」
など、最初は身体がきれいに前傾になることと、腕をきちんと曲げ伸ばしすることに重点を置いて試してみると良いでしょう。
バランスを鍛えて姿勢を良くする体幹トレーニング
体幹トレーニングには、バランス力を鍛える効果があるといわれています。
バランス力は子供の運動能力そのものを高めるだけでなく、姿勢を良くする効果がありますので、ぜひ取り入れると良いでしょう。
体幹トレーニングには色々と種類がありますが、まず「片足を上げて20秒立つ」などの簡単なトレーニングから始めてみましょう。
また、トランポリンやバランスバイクなどの道具を用いるのも効果的です。
子供の筋トレは要注意!やってはいけないトレーニングメニューとは
ウェイト・トレーニングのような運動は、関節部や骨格に影響を及ぼすため、子供には不向きな筋トレ方法だとされています。
負荷をかけたトレーニングを行う場合は、上述したような「自重トレーニング」と呼ばれる自分の体重を利用した方法を用いると良いでしょう。
まとめ:子供の筋トレは正しく実践しよう!身長を伸ばすコツを知ろう
以上、「子供の筋トレ」について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
実際、私の息子も筋トレを行うようになってから身長が伸びたと感じています。
また、筋トレによって筋力が増えたことでリレーが速くなり、ボールも片手で持てるようになり、自身の運動能力に自信を持つようになったと思います。
「子供の筋トレは背が伸びなくなる」は迷信です。
子供の体力づくりのためにも筋トレを行ってみてはいかがでしょうか?
管理人より
やば…!筋力は全然ないかもしれない…!