寒暖差疲労という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
冬の寒さや夏の暑さが苦手という人は、寒暖差疲労になりやすい傾向があるようです。
対策方法があるので、早めに対処しましょう。
- 寒暖差疲労の症状を教えて
- 対策方法が知りたい
もしかして自分も寒暖差疲労かもしれないと思った際に、上記のような疑問を持たれる方がいるかもしれません。
今回この記事では「寒暖差疲労の原因と対策」についてまとめました。
この記事を読むだけで、なぜ寒暖差疲労が起きてどのように対策していけば良いのかがわかります。
参考にお読みください。
目次
寒暖差疲労って何?どんな症状でなぜ起こるのか?
寒暖差疲労とは気温の大きな変化に体が対応していけず、さまざまな症状が出てくる状態です。
人の体は体外環境が変化しても体内環境を一定に保とうとする、ホメオスタシス(生体恒常性)という仕組みが備わっています。
しかし寒暖の差が大きくなれば体温を一定に保とうと、必要以上に自律神経が働き始めるのです。
体温の維持に重要な役割を担っている自律神経は、下記のような仕事をしてくれます。
- 外気温が高いとき⇒血流を活発にし、発汗によって熱を下げる。
- 外気温が低いとき⇒血流を滞らせ、毛穴を閉じて体温を維持させる。
この働きが過剰になるとエネルギーを消費しすぎてしまい、体に疲労が溜まりやすくなります。
・タニタ温湿度計 TT-559 GY
<寒暖差疲労チェック>
寒暖差疲労簡易チェックシートで確認してみましょう
・夏の暑さも冬の暑さも苦手
・一定温度の環境にいる時間が長い
・季節の変わり目は体調を崩すことがある
・寒い場所から暖かい場所に移動すると顔が火照りやすい
・代謝が悪くむくみやすい
・手足など体の一部に冷たさを感じることがある
・毛付きや寝起きが悪い
・湯船に入って体に芯から温まるまで時間がかかる
・PCやスマートフォンの使用時間が長い(1日平均3時間以上)
・肩こり、首こりがある
以上の10項目で4つ以上当てはまる方は、寒暖差疲労の予備軍にあたるようです。
<寒暖差疲労の症状>
主な症状は下記の通りです。
・肩こり、腰痛、頭痛
・めまい、不眠
・食欲不振、便秘、下痢
・イライラ、気分の変化
・冷え、むくみ
自律神経は2つの神経から成り立っています。
交感神経⇒アクセルの働きをする。(活動モード)
副交感神経⇒ブレーキの役割をする。(リラックスモード)
1日の中で何度も何度もアクセルとブレーキをかけると、その臓器に関わる負担は大きくなって不調が現れてきます。
寒暖差疲労にならない体作りや改善対策は?
改善対策のポイントは6つあります。
<気温差の低減>
コロナ禍のため、家の中にいても換気をしていると思います。換気をする前に上着を1枚着ると良いです。
・ルームウェア 羽毛ベスト
・カシミアタッチカーディガン(ロング丈)
<入浴>
入浴することで体を温め、疲れを取るのは効果的です。38~40℃のぬるめのお湯に10~15分ほどつかります。
・温素 琥珀の湯
・温素 澄明の湯
・温素 白樺の湯 (ASIN:B00MVRHE3G)
<バランスのとれた食事>
エネルギー源になるタンパク質や、疲労回復効果のビタミンB群を積極的に摂取しましょう。
<良質な睡眠>
良質な睡眠をとることは、副交感神経を優位にします。副交感神経はリラックスモードにするので、心身の疲労を回復させるのに有効です。
<適度な運動>
適度な運動を心がけ習慣化していくと、疲れにくい体作りにつながります。
<耳のマッサージ>
耳のストレッチをすると血流が良くなり、自律神経を整える効果が期待できます。
①親指と人差し指で耳の上部をつまんで斜め情報に3秒ほど引っ張る。3回繰り返す。
②同様に耳の中央をつまんで横方向に3秒ほど引っ張る。3回繰り返す。
③耳たぶをつまんで、下方向に3秒ほど引っ張る。3回繰り返す。
④最後、耳全体を優しくもみほぐす。
まとめ:健康的な規則正しい生活を心がけて寒暖差疲労を撃退!
なんとなく体がだるい、イライラするといった症状がでている方は、寒暖差疲労なのかもしれません。
状態があまりひどくならないうちに、生活の見直しをしてみませんか。
起床時間や就寝時間を大体決めて、日中は軽くウォーキングをしたり体を動かしてみましょう。
きっと何ヶ月か経過したら、今とは違った自分になっていますよ。
無理をしない程度に少しずつやってみてください。