コーヒーはカフェインが入っているからと敬遠していませんか。
デメリットもあります。しかし健康に役立つ成分もたくさん含まれているのです。
- コーヒーのメリットが知りたい
- コーヒーを飲み続けるとデメリットはある?
コーヒーの効果ってどんなことがあるのだろうかと考えた際、上記のような疑問が浮かぶかもしれません。
今回この記事では、「コーヒーのメリットを活かす飲み方」についてまとめました。
この記事を読むだけで、コーヒーのメリット・デメリットが分かりますよ。
どうぞコーヒーを飲む際の参考にしてください。
目次
コーヒーにはたくさんのメリットが!抗酸化作用で老化防止?
ひと息つくときにコーヒーを飲まれている方は、多いのではないでしょうか。
コーヒーにはたくさんのありがたい効果があるんです。
ぜひその効果をチェックしてみましょう。
<肝臓に良い影響>
コーヒーは肝細胞を守り、肝硬変や脂肪肝といった病気を防ぐと言われています。
1日に1杯のコーヒーを飲んでいる人は、飲んでいない人に比べて死亡リスクが約20%低下させるという実験結果も。
これはアルコールを分解する肝臓が活性化されているためです。
<ダイエット効果>
コーヒーに含まれているカフェインは、リパーゼという脂肪分解を促進する酵素の活性化へつながります。
さらにカフェインは自律神経へ働きかけてくれるので、エネルギー消費も高まりやすいです。
運動する20~30分前に飲むと、血中脂肪酸濃度が上昇して脂肪を燃焼しやすくしてくれます。
<二日酔いに効果>
二日酔いの原因がアセドアルデヒドという物質です。
カフェインがこのアセドアルデヒドを体外に排出してくれます
<リラックス 効果>
コーヒーの香りには、右脳の情緒部分を刺激してアルファ波を出してくれます。
アルファ波が出ると体や心がリラックスされ、ストレスを抑える効果も。
集中力を高めたり、免疫力を高めたりという効果もあるようです。
<覚醒作用>
コーヒーに含まれているカフェインは中枢神経を刺激し、脳が覚醒します。
カフェインの効果はコーヒーを飲んでから1時間後くらいなので、勉強や仕事を始める少し前に飲むと良いでしょう。
<消化促進>
コーヒーを飲むと胃壁が刺激されて消化液が分泌されます。
すると消化促進が進みやすいです。栄養吸収にも良い効果をもたらします。
食後にコーヒーを飲む方は、理にかなった摂取の仕方ですね。
<血行促進>
コーヒーに含まれているカフェインとナイアシンには、血液の流れを改善する効果があります。
血行がよくなると、体内代謝がよくなったり、冷え性が改善されたりとさまざまなメリットが多いです。
<抗酸化物質が豊富>
コーヒーに含まれているクロロゲン酸にはポリフェノールが多く含まれています。
このポリフェノールにあるタンニンは、抗酸化作用が高い成分です。
健康に悪い影響をもたらす活性酸素を、タンニンの抗酸化作用で打ち消してしまいましょう。
<筋肉の活性化>
カフェインは脳を活性化するだけではなく、筋肉も活性化させます。
運動やトレーニング後の筋肉痛にも痛みを和らげる効果も大きいです。
・浅煎りコーヒー アメリカンブレンド 500g
・浅煎りコーヒー AGF森彦の時間 180g✕3
・深煎りコーヒー 黒の青山珈琲 200g
・ドトール深煎りブレンド 100P
コーヒーを飲むことのデメリットとは?どんなことに注意すると良いのか
コーヒーの習慣化は、メリットばかりではありません。
どんなデメリットがあるのでしょうか。
<貧血>
コーヒーに含まれるタンニンと鉄分が結合すると、体内に鉄分が吸収されるのを妨げてしまいます。
どうしてもコーヒーを飲みたいときは食前には飲まないようにして、食後30分後以降に飲むようにすると良いでしょう。
<胃潰瘍や胃炎を引き起こす>
空きっ腹にコーヒーを飲むと、胃を荒らす可能性があります。
コーヒーには胃液を分泌する働きがあるので、空腹に飲むと胃が荒れてしまうのです。
空腹時には飲まないようにすることや食後であっても飲みすぎないように注意しましょう。
<睡眠の質を悪化>
コーヒーには覚醒する作用があるので、逆に寝つきが悪くなります。
寝る前に飲むと睡眠が浅くなったり、利尿作用で夜中に目覚めてしまったりすることもあるのです。
睡眠の質を高めるなら、睡眠の4~6時間前にはコーヒーを飲まないのが望ましいでしょう。
<カルシウムの吸収を妨げる>
コーヒーに含まれるシュウ酸がカルシウムイオンと結びつくと、尿と一緒に体外へ排出されやすいです。
カルシウム不足が気になるという方は、コーヒーにミルクを入れて飲むことをおすすめします。
ミルクを入れるとコーヒー内のシュウ酸と結びつくので、食事に含まれているカルシウムは体内に残る仕組みです。
<妊婦にはリスクを与える>
カフェインが胎盤でブロックされることなく素通りすると、胎児の脳に蓄積して成長の障害を与える可能性があると言われています。
妊娠中はカフェインが入っているものは極力避けましょう。
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・UCC カフェインレスコーヒー ドリップコーヒー 7g✕50
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まとめ:コーヒーは飲むタイミングや飲み方を考えてもっと効果を感じてみよう!
コーヒーの煎り方は浅煎りや深煎りといった焙煎度合いがあります。
クロロゲン酸を多く含んでいるのは、浅煎りの物を選びましょう。
焙煎をすればするほど、クロロゲン酸量は少なくなっていきます。
仕事や運動を始めようとする際には、ぜひコーヒーを試してみてください。
ただしどんなにコーヒーが好きでも、1日に3~4杯くらいで抑えるようにしましょう。