今が旬のアスパラは驚きの栄養がいっぱいです。
とはいえ種類がどれくらいあって、どんな栄養・効能があるのかわかりにくいですよね。
- アスパラにはどんな種類があるのか教えて
- アスパラの栄養・効能が知りたい
- 栄養を逃さない保存方法ってある?
アスパラを購入しようとした際、上記の疑問を持たれるかもしれません。
そこでこの記事では、「アスパラの種類と栄養・効能」についてまとめました。
保存方法についてもまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
目次
アスパラガスの種類はいくつあるのか?種類と栄養の違いを!
アスパラガスは大きく分けると3種類あります。
それぞれの特徴はどのようなものがあるのでしょうか。
<グリーンアスパラガス>
グリーンアスパラガスは日光によく当たって栽培されており、栄養価も豊富です。
長さは25cm程度で、やや青臭みや甘みがあります。
<ホワイトアスパラガス>
グリーンアスパラガスと違い、日光を当てずに栽培されています。
全体的に白色で、独特の甘みがあり口当たりは抜群です。
生のホワイトアスパラガスは、皮を剥いて調理します。
<パープルアスパラガス>
全体が紫色のアスパラガスで、紫色の色素はアントシアニンというポリフェノールによるものです。
皮を剥かずに根元まで食べられます。
ほんのりと甘く、香りがとても良いです。
鮮度によって生で食べることが可能で、茹でると紫色ではなくなるのでぜひサラダで食べてみてください。
<アスパラガスの栄養素>
アスパラには下記の栄養素が含まれていて効能があります。
栄養素 | 効能 |
βカロテン(ビタミンA) | 皮膚や粘膜を健康に保つ働き。視力の維持や免疫力の強化。 |
ビタミンC | 免疫力の強化やコラーゲンの生成に関与。 |
ビタミンK | 血液に大きく関与していて、出血した際に血液を固めて止血する因子を活性化する。骨のタンパク質を活性化し、骨の形成を促す。 |
食物繊維 | 不溶性食物繊維を含んでいるので、健全な排便を促す。 |
アスパラギン酸 | エネルギーの代謝やミネラルの運搬を行う。不足すると疲れやすく、抵抗力も落ちる。 |
ルチン | 毛細血管を強くし、血圧の上昇を抑制する。動脈硬化や脳血管障害の予防にも期待できる。 |
葉酸 | 赤血球を作り出す手助けや細胞の育成をする。 |
ビタミンU | 胃の働きを整え、胃酸の分泌を抑制する。胃腸粘膜の新陳代謝を整える。 |
アスパラガス1本の中でも栄養が豊富なのは穂先です。
アスパラギン酸やルチン、ビタミン類を豊富に含んでいます。
穂先は柔らかくて食べやすいので、赤ちゃんやお年寄りの栄養補給にぴったりです。
はかまと呼ばれる三角形の部分はアスパラプチンと呼ばれる、血圧の上昇を抑える物質が多く含まれています。
アスパラガスの保存方法はどんな風にしたら効果的?栄養素を逃さない方法とは
アスパラガスの鮮度は水分にあります。
乾燥させずにみずみずしさを保つことがポイントです。
<冷蔵庫に保管する場合>
- 根元を少しカットする。
- を含ませたキッチンペーパーは瓶やコップに敷き、根元を下にして立てて入れる。
- コップ全体にポリ袋をかぶせて冷蔵庫で保存する。
※アスパラガスの保管には、野菜室より冷蔵庫の方が低めな温度なので適しています。
立てるように冷蔵保存すると、味が落ちるのを防ぐので立てて保存するようにしましょう。
<冷凍庫に保管する場合>
・茹でてからの冷凍
- 根元を少しカットする。
- 根元の硬い部分の皮をピーラーで剥く。
- アスパラガスをカットせず1本のまま1分半ほど茹でる。
- 茹であがったら水気はしっかり切り粗熱を取る。
- 粗熱が取れたら、ラップで包み保存容器に入れて冷凍する。
・生のままで冷凍
- 根元を少しカットする。
- 根元の硬い部分の皮をピーラーで剥く。
- 使いやすい大きさにカットする。
- ラップに包み小分けして、保存容器に入れ冷凍する。
※急速冷凍機能がある冷蔵庫があれば活用しましょう。金属製のトレーにのせて冷凍しても早めに冷凍ができます。
<解凍方法>
冷凍したアスパラガスは解凍せずに凍ったまま調理しましょう。
解凍してしまうと水分が出て、食感が悪くなってしまいます。
・iwaki 耐熱ガラス 保存容器 角型 200ml✕4個セット
・保存容器 耐熱ガラス 800ml
・Kitsure 保存容器 8点セット
・アイリスオーヤマ 耐熱ガラス容器 8点セット
まとめ:旬の野菜を食べて栄養をたくさん摂取しましょう!
アスパラガスも種類によって栄養も違います。
- グリーンアスパラガス:βカロテン、ビタミンB1,ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE
- ホワイトアスパラ:ポリフェノール(グリーンアスパラガスの1.5倍)
- 紫アスパラガス:ビタミンC、アントシアニン
それぞれの味や食感に応じてさまざまな料理に使えます。
美味しく食べて栄養をたくさん摂取しましょう。