販売されている水には、さまざまな種類があるのを知っていますか。
処理方法の違いで判別されているんです。
- 水の種類って何種類あるのか教えて
- 軟水と硬水の違いが知りたい
ペットボトルの裏表示を見て、上記のような疑問を持たれる方いらっしゃるかもしれません。
この記事では「水の種類と特徴」についてまとめました。
この記事を参考にお好みの水を見つけてください。
目次
水にはどんな種類があるの?水の分類方法は?

水は原水の採取地や硬度、濾過の処理方法によって数種類に分類できます。
<水道水>
国が定めた安全基準に基づいて供給しています。
おもにダム湖や河川の水、地表水を原水としているのです。
浄水処理場に集まった水を濾過して不純物を除去したあとに、塩素を注入して殺菌消毒します。
殺菌消毒された水道水は配水管を通って各家庭に運ばれているのです。
水道水のpHは中性(5.8~8.6)になるように定められています。
日本の水道水の水質基準は厳しく、安全性は世界的に見ても非常に高いものです。
<天然水>
自然豊かな土地で、採水された人工処理を殆ど加えていないミネラル豊富な水です。
必要最低限の人工的な処理しか加えておらず、一定の条件を満たしたものに関しては非加熱での販売が認められています。
・ナチュラルウォーター
特定の水源から採水された水で、ろ過や沈殿、加熱処理以外の物理的・化学的処理を行なっていないものです。
・ナチュラルミネラルウォーター
ナチュラルウォーターのうち、土壌のミネラル成分が多く溶け込んだものです。
・ミネラルウォーター
ナチュラルミネラルウォーターを原水として、ミネラル調整や曝気(ばっき)による浄化を行ったものです。
※曝気:液体を空気に接触させて、空気中の成分(たとえば酸素)を吹き込んだり、液体中の溶存ガスを空気中に追い出したりする工程。
<炭酸水>
炭酸水は炭酸ガスを含んでいる水です。
水に圧力をかけて二酸化炭素を溶かし込んで製造したものと、地層から噴出する炭酸ガスを含むミネラルウォーターの2種類があります。
前者が人工の炭酸水で後者が天然の炭酸水です。
<アルカリイオン水>
アルカリイオン整水器で生成されたpH9〜10のお水です。
慢性的な下痢や消化不良、胃酸の制御や胃腸内の異常発酵の症状改善に有効とされています。
アルカリイオン水は、水道水を加工したお水です。
最初はpHを低めにして、コップ1杯から始めて慣らしていきましょう。
お薬や体調不良がある人は、医師に相談してみてください。
<RO水>
逆浸透膜(RO膜)を用いて作られた水です。
水道水を逆浸透膜でろ過して、不純物を除去しています。
「純水」や「ピュアウォーター」と呼ばれている水です。
<精製水>
水道水をろ過や蒸留などの方法で、不純物やミネラルを取り除いて純度を高めた水です。
医療や化粧品、バッテリーや塗料の希釈にと広い用途で使用されています。
中でも製薬や研究、化粧品に使用される精製水は第3類医薬品に分類され、日本薬局法で定められた製造・管理が必要です。
飲料用には適していないようなので、飲料用のミネラルウォーターを購入してください。
軟水と硬水は何が違う?普段の飲用や料理に使用するならどちらが適しているの?

軟水と硬水は水の硬度によって分類されます。
硬度とは、水質を表す指標の一つです。
水に含まれているカルシウムとマグネシウムの総量をいいます。
※硬度(mg/L)=(カルシウム量mg✕2.5)+(マグネシウム量mg✕4.1)
鉱水、鉱泉水等主な原水の種類
原水の種類 | 説明 |
浅井戸水 | 浅井戸からポンプ等によって取水した地下水のこと。 |
深井戸水 | 深井戸からポンプ等によって取水した地下水のこと。 |
湧水 | 自噴している地下水のこと。 |
鉱泉水 | 自噴する地下水のうち水温が25℃未満で、溶存鉱物物質等を含む地下水のこと。 |
温泉水 | 自噴する地下水の内水温が25℃以上、もしくは温泉第二条規定される物質を含む地下水のうち飲用可能なもの。 |
伏流水 | 上下が不透水層に挟まれた透水層と河川が交わるときに生じる流水のこと。 |
鉱水 | ポンプ等で取水した地下水のうち溶存鉱質物質等を含む地下水のこと。 |
<硬水>
ミネラルが多い水を硬水といいます。
ミネラル成分はカルシウムやマグネシウム、イオンといった大人にとって体のバランスを整えるのに必要なものです。
赤ちゃんや小さいこどもはまだ腎臓が未発達なので、摂取には注意が必要です。
必要以上にミネラルを摂取し過ぎると体外に排泄できなくなります。
シチューやポトフといった煮込み料理に硬水を使用すると、ミネラル分の働きでアクが出やすくなるのでおすすめです。
肉の臭みを抑えて旨味が溶け出しにくくするので、味の仕上がりが良くなります。
疲れやストレスが溜まっているときは、硬水に多く含まれるマグネシウムが効果的です。
・エビアン 硬水
<軟水>
軟水はミネラルが少ない水をいいます。
お米を炊くときは、ふっくら仕上がりになる軟水がおすすめです。
硬水に含まれるミネラルがお米の表面に付着して、吸水を阻害するため炊きあがりがパサパサになります。
軟水は風味がついておらず癖はほとんどないので、飲みやすいのが特徴です。
素材の味や香りも引き立てるので料理にも適しています。
お腹を壊しやすい人も軟水がおすすめです。
硬水に含まれるミネラル分は、過剰摂取すると胃腸や腎臓に負担をかけてしまいます。
・良品物語 軟水
まとめ:体調や用途を考えてお水も選びましょう!

さまざまな水がありますので、そのときの体調や用途を考慮して使い分けるのが良いですね。
赤ちゃんや胃腸の弱い方は特に気をつけて選びましょう。