6/23NEW!! 管理人が決まりました!

温泉に入るとどんな効果がある?温泉の泉質によっても違う効果効能

温泉に入るとさまざまな効果があって体に良いんです。

どのような効果があるのか知っていますか。

  • 温泉で得られるメリットを教えて
  • 泉質の違いよる効果効能が知りたい

温泉に入ろうとした際、上記のような疑問を持たれる方がいらっしゃるかもしれません。

今回この記事では、「温泉の効果と効能」についてまとめました。

温泉に入るときには、是非思い出して実感してください。

温泉に入るとどんな効果が得られるのか。メリットがいっぱいの温泉に入ろう!

温泉はさまざまな泉質があり、それぞれの効能があります。

温泉に入ることで、得られる効能にはどんなものがあるのでしょうか。

<温熱効果>

温泉に浸かると、身体は温まり血流が良くなります。

温熱効果によって新陳代謝が良くなり、老廃物がスムーズに排出する効果の期待は大きいです。

疲労物質の乳酸が排出されやすくなるので、温泉に入ると疲れが取れます。

湯温が熱い(42℃以上)と交感神経が優位になり、しっかり覚醒された状態に。

ぬるま湯(37~40℃)は副交感神経が優位に働くので、気持ちがゆったりとリラックスした状態になります。

温熱効果は温度の違いで真逆の効果を示すので、その時々の体調に応じて湯温を選びましょう。

<水圧効果>

温泉では適度な水圧がかかるので、マッサージ効果が期待できます。

通常時は脚の血液を心臓まで上げるのは困難です。

入浴すると適度な水圧で血管が圧迫されて、ポンプの役割をします。

下半身や脚は心臓から遠く下の方にあるので、重力の影響を受けやすく血流やリンパが流れ戻るのに圧力が必要になるのです。

温泉に入ると水圧効果で足先の血流やリンパの流れが促進されやすくなります。

<浮力効果>

温泉につかると体重は約10分の1にまで減少して、体を自由に動かせるようになります。

今まで関節や筋肉にかかっていた負担は小さくなり、全身をリラックスさせることが可能です。

負担が少なくなり、筋肉が緩むので、脳波はα波のリラックス状態になりやすくなります。

筋力が弱った人や運動機能が低下した人のリハビリテーションにも、活用されているようです。

温泉の泉質にはどのような種類があるか?その効能と一般的な特徴とは?

温泉の泉質は11種類に分けられます。

効果は下記の通りです。

泉質名特色効能
単純温泉温度が25℃以上で、溶存物質総量が0.1%未満。多くは無色透明で、無味無臭。石けんはよく溶ける。国内では食塩泉の次に多い。体に与える刺激は軟らかく入り心地が良い。
単純炭酸泉遊離二酸化炭素を0.1%以上含んでいて、溶存物質総量が0.1%未満。無色透明でサイダーのような味。冷鉱泉(25℃未満)や低温泉(25℃以上34℃未満)が多い。石けんは良く溶ける。炭酸ガスが皮膚、粘膜などの毛細血管を拡張して血液の循環を良くする。血圧の降圧作用が大きい。飲用すると胃腸疾患や便秘に効果がある。
重炭酸士類泉溶存物質総量を0.1%以上含んでいる。炭酸水素イオンを主成分とした陰イオン。カルシウムとマグネシウムイオンを主成分とした陽イオン。この両イオンが結合したもの。無色澄明。石けんは泡立たない。鎮痛作用があるので、けいれんを緩めたり炎症を抑える効果がある。アレルギー性疾患や慢性皮膚病・じんま疹に効果がある。飲用すると利尿作用があり、尿管結石や膀胱炎・痛風に効果がある。
重曹泉溶存物質総量を0.1%以上含んでいる。炭酸水素イオンを成分とした陰イオン。ナトリウムイオンを主成分とした陽イオン。無色澄明。石けんはよく溶ける。皮膚病や切り傷・火傷に効果がある。飲用すると、胃酸を中和して慢性胃炎や胃酸過多に効果的。
食塩泉溶存物質総量を0.1%以上含んでいる。塩化物イオンを主成分とした陰イオン。ナトリウムイオンを主成分とした陽イオン。石けんは泡立たない。国内の温泉では最も多い泉質。保温効果が高い。神経痛や腰痛・冷え性に効果がある。飲用すると胃腸を活性化し胃腸疾患や便秘に効果的。
硫酸塩泉溶存物質総量を0.1%以上含んでいる。硫酸イオンを主成分とした陰イオン。ナトリウム(芒硝泉)やマグネシウム(正苦味泉)・カルシウム(石膏泉)を主成分とした陽イオン。石けんはあまり泡立たない。芒硝泉:高血圧症や外傷・動脈硬化に効果的。飲用すると胆汁の分泌を促進して肝臓病や糖尿病・痛風に効果的。正苦味泉:血圧の降下作用、動脈硬化を予防。
鉄泉鉄イオンを20mg/kg以上含んでいる。炭酸水素イオンと結合すると赤茶色の炭酸鉄泉。硫酸イオンと結合すると、弱酸性の緑ばん泉。銅やマンガン・ヒ素を含むことが多い。貧血症や慢性湿疹に効果的。
明ばん泉アルミニウムイオンと硫酸イオンが主成分。皮膚や粘膜を引き締め、慢性の皮膚疾患や粘膜の炎症や水虫・じんま疹に効果がある。
硫黄泉硫黄を2mg/kg以上含んでいる。ゆで卵が腐ったような匂い。石けんは泡立ちが悪い。毛細血管や冠状動脈を拡張させる作用があり。
酸性泉水素イオンを1mg/kg以上含んでいる。塩酸や硫酸・ケイ酸を多量に含んでいる。殺菌力が強く湿疹などに良い。皮膚の弱い人は、入浴後真水で洗い流す。
放射能泉ラドンを100億分の30キュリー以上含んでいる。一般的にラジウム温泉と呼ばれる。比較的冷泉が多い。神経痛や自律神経失調症に良い。飲用では通風効果的。

※溶存物質総量:鉱水(鉱泉)1kg中に含まれているガス性以外の物質総量のこと。陽イオンと陰イオンと非解離物質の総合計の値。

まとめ:温泉に行ったら泉質を確認!さまざまな効能が

温泉には入っても、あまり泉質について詳しく見ていない人は多いと思います。

温度一つを取ってもさまざまな効果があるので、よく確認して入るようにすると効果が違ってくるんです。

是非温泉に入ってリラックスするのをおすすめします。

管理人のプロフィールは こちら

更新情報が閲覧できます。

にほんブログ村 その他生活ブログへ
にほんブログ村