まだまだ寒い日が続いています。
食べ物や飲み物で温活をしてみませんか。
- 体を温める食材って?
- 飲み物で体を温めるものが知りたい
- 体を温める食べ物・飲み物の特徴を教えて
寒いときには、温まる飲み物や温まる食べ物を飲んだり食べたりしますね。
事前に知っておくと、寒いときに活用できます。
今回この記事では、「体を温める飲み物や食べ物」についてまとめました。
寒いときにはぜひ実践してください。
目次
体が温まる食べ物って?選ぶ際のポイントと取り入れる際の注意事項
体を温める食べ物の特徴は以下のものがあります。
・干物・乾物
・水分量が少ない
・暖色系の色合いをしている
・発酵食品
・旬が冬のもの
・収穫地・原産地が寒い地域
<干物・乾物>
干物や乾物は水分が少なく、体を温める特徴があります。
干すことで温める性質が強くなったり、冷やす性質は弱くなったりするのです。
南国原産の果物もドライフルーツにすることで、体を冷やす性質が弱まります。
大根は切り干し大根にすると、体を冷やす食べ物から温める食べ物に変化するのです。
<水分量が少ない>
水分量が少ない根菜類は、水分量が少なく体を温める食べ物が多いです。
水分量が多い食べ物は、暑い季節のものが多く体を冷やす傾向にあります。
<暖色系の色合い>
暖色系の食べ物は体を温め、寒色系の食べ物は体を冷やすことが多いです。
暖色系の食べ物でも例外があり、トマトや柿は体を冷やします。
<発酵食品>
発酵食品は血行促進や代謝を良くする効果があり、酵素成分には体を温める効果があります。
酵素とはタンパク質の一種です。
<旬が冬>
旬が冬のものには根菜類が多く、根菜類には水分が少なく、体温を維持する働きのミネラルが凝縮されています。
代表的な食べ物は人参やごぼうです。
<収穫地・原産地が寒い地域>
収穫地・原産地が寒い地域の食べ物には、体を温める食べ物が多いです。
逆に南国や暖かい地方が原産の食べ物は、体を冷やすものが多いので、迷った際には収穫地や原産国を参考に選んでみましょう。
<体を温める食べ物>
炭水化物 | 玄米・黒米・そば・全粒粉パン |
肉 | 牛肉・豚肉・鶏肉 |
魚介類 | 赤身魚・青魚(マグロ・あじ・いわし・えび・かに) |
野菜 | 玉ねぎ・カブ・かぼちゃ・生姜・自然薯・にんにく・長ネギ・ニラ |
発酵食品 | 納豆・キムチ・チーズ |
調味料 | 味噌・醤油・黒酢・塩・唐辛子 |
甘味 | てんさい糖 |
<体を冷やす食べ物>
炭水化物 | 白米・うどん・白パン |
野菜 | レタス・キャベツ・小松菜などの葉物・大根・たけのこ・トマト・ナス・きゅうり |
果物 | 梨・スイカ・メロン・パイナップル |
乳製品 | 牛乳・バター・ヨーグルト・アイスクリーム |
調味料 | 酢・化学調味料 |
甘味 | 白砂糖 |
体を温める飲み物にはどんなものがあるのか?飲む際のポイントとは
温かい飲み物は、体を温め血液の流れを良くするので、免疫力も上がります。
代表的なものは下記の通りです。
・ココア
・生姜湯
・ルイボスティー
・ごぼう茶
・プーアール茶
・ほうじ茶
・黒豆茶
<ココア>
ココアには、テオブロミンという血管拡張効果のある成分が含まれています。
テオブロミンの効果によって、血行を促進して体を温める作用が高いのです。
自律神経を整える効果もあるので、リラックス効果も期待できます。
・バンホーテンピュアココア 200g
<生姜湯>
生姜にはジンゲロンやショウガオールといった成分が、血行を促進し、血流改善に作用します。
しかし生姜は生の生姜には解熱作用があるので、注意が必要です。
温めるためには、加熱してから使用しましょう。
・濃くておいしいしょうが湯 20g 18H
<ルイボスティー>
ルイボスティーにはスーパーオキシドジムスターゼという酵素が含まれています。
この酵素が体の冷えを解消する働きがあるので、ルイボスティーを飲むと体を温められるのです。
・ルイボスティー 2.0g×100袋
<ごぼう茶>
ごぼうにはサポニンという成分が含まれています。
サポニンは血流を良くして体を温めてくれる作用があるのです。
ごぼうが香ばしくて飲みやすいので、ぜひ試して見てください。
・ごぼう茶 2.5g×100個
<プーアール茶>
お茶には茶葉を発酵させない不発酵茶や、完全に発酵させない半発酵茶があります。
発酵度が高ければ高いほど、体を温める作用に優れているのです。
プーアール茶は発酵度が最も高い後発酵茶(こうはっこうちゃ)という種類なので、血流を良くして体を温めてくれます。
ノンカフェインなので、妊娠中の方にも安心して飲めます。
・プーアール茶 5g×15包
<ほうじ茶>
ほうじ茶の分類は緑茶です。
煎茶や番茶をさらに焙煎して作ります。
焙煎することで、ピラジンという香り成分が生まれるのです。
香り成分のピラジンには、血流を良くして脳をリラックスさせる効果があります。
ピラジンは冷やしても効果に変わりはないので、夏には冷たいほうじ茶を飲んで体を温めましょう。
・ほうじ茶 2.5g×100個
<黒豆茶>
黒豆は陽性の食べ物で、体を温める効果が高いです。
血行を良くするだけではなく、黒豆に含まれているビタミンE(抗酸化作用物質)が血管の過酸化脂質(動脈硬化を引き起こす物質)から守ってくれます。
より効果的に取り入れるには、黒豆茶として飲むのがおすすめです。
・黒豆茶 5g×40包
まとめ:体を温める食べ物や飲み物で冷え性の対策を!冷えは体の不調の元に
カフェインが含有されているものは、利尿作用があるので体を冷やすことに繋がります。
体を温める食材でも、ポイントを間違えると逆効果です。
体の冷えはさまざまな不調の原因になります。
温活をして、より健康的な毎日を過ごしましょう。