このところ爪が割れたり、欠けたりしやすいとお悩みの方はいらっしゃいませんか。
実は加齢によるエストロゲンの低下によって、引き起こされることがあるんです。
- 爪割れ・欠けの原因を知りたい
- 爪割れをなくすための予防法を教えて
爪トラブルで困っているときに、上記のような疑問を持たれる方がいらっしゃるかもしれません。
今回は、「加齢による爪トラブル」についてまとめました。
爪を守るための参考にお読みください。
目次
爪のトラブルはなぜ起こるの?その原因を解明
最近爪に縦すじがはいったり、割れたりすることが多くなって困っている方がいらっしゃると思います。
どのような悩みを抱えているのでしょうか。
<縦すじ>
爪トラブルの中で加齢が原因と言われるものが、爪の縦線・縦すじ・縦じわです。
爪甲縦条とも呼ばれます。
加齢が原因で起こることが多いです。
進行すると縦に爪が割れやすくなります。
<横すじ>
爪母という爪の付け根付近に何らかの障害が起こって、爪甲(通常爪と呼ばれる部分)の成長が一時的に抑制され、横筋の発生する場合があります。
爪を噛む、外部からの衝撃による外傷で横線や横溝ができる場合もあるのです。
<爪割れ>
妊娠や授乳期、加齢によって爪の主成分であるケラチンが不足するともろくなり割れやすくなります。
爪上皮(甘皮とも呼ばれる)の異常によってもおこる現象です。
<爪のでこぼこ>
波が打つように表面が横方向に溝ができる状態です。
波板状爪といいます。
<原因>
鉄欠乏性貧血
体内の鉄分が不足すると爪に栄養が行き渡らなくなって起こります。
乾燥
空気が乾燥している季節には、爪も乾燥しやすくなります。
爪白癬(爪水虫)
爪の水虫は殆どが、足の水虫の合併症としておこります。
指粘液嚢腫(しねんえきのうしゅ)
爪の付け根にできる良性の腫瘍です。
痛みもなく放置しても問題ないことも多いが、爪の変形をきたす場合もあります。
糖尿病
糖尿病になると、全身の血管が狭くなり抹消の血流障害が起こりやすくなります。
そのため爪にトラブルが起きやすくなるのです。
ストレス
過度なストレスがかかると爪に血液が行き渡らなくなります。
一時的に爪の成長が滞り、数カ月後へこんだ横線となって現れるのです。
<医療機関の受診>
爪の状態にもよりますが、まずは皮膚科を受診しましょう。
糖尿病が関係していると思われる場合は、かかりつけの内科に相談してみて決める方法がおすすめです。
爪トラブルにならないための予防策とは?丈夫な爪をつくるには
爪の病気によってさまざまな症状が出ている場合は、早めに医療機関を受診して治療を開始しましょう。
成人の爪で1ヶ月に3mm~5mmほど伸びるようです。
爪が生え変わるには半年くらいはかかります。
気長にケアをして丈夫な爪を作りましょう。
<良質なタンパク質を摂取>
爪の主成分はタンパク質のケラチンです。
肉や魚、卵や大豆製品といったタンパク質を積極的に補給しましょう。
レバーやうなぎ、いわしや緑黄色野菜も爪を丈夫にする効果があります。
鶏の手羽先や軟骨、牛すじや豚バラ肉はコラーゲンが豊富です。
コラーゲンは乾燥を防いでツヤのある爪作りには欠かせません。
食生活を見直してみるのも一つの方法です。
<ネイルオイルで乾燥を防ぐ>
水仕事や紫外線にさらされている爪は、乾燥していても感覚がありません。
お休み前のお肌にお手入れする際は、一緒にネイルオイルでマッサージすると効果的です。
・OPI ネイルオイル
・シーブス ネイルオイル
・OPI ハンドクリームネイル
<ヤスリを使う>
爪切りを使用して爪を切ると、非常に強い力が爪に加わります。
弱っている爪には悪影響です。
爪用ヤスリを使ってみましょう。
指先をぬるま湯に浸けて柔らかくしてから削ると負担が最小限に抑えられます。
・ビトムス 爪やすり
・Kanavi 爪やすり
まとめ:爪の色は健康のサイン!毎日のお手入れと食事の見直しで丈夫な爪に
爪は暑いときや寒いときも、水仕事の際にもさらされ続けています。
毎日爪の色や形を確認してみましょう。
体も爪も健康に過ごせるよう食事にも注意してみてください。