そろそろ梅雨の季節に突入します。
梅雨になると、体調を崩す方が多いようです。今年の梅雨は元気に過ごしませんか。
- 梅雨に体調を崩す原因は?
- 梅雨だるの対策方法が知りたい
梅雨の季節になると体調がすぐれないという、「梅雨だるについて」まとめました。
どうぞ少しでも軽減できますように。
目次
梅雨だるはなぜ起きるのか?気圧の変化や気温の寒暖差が影響?
梅雨の季節になると何となく体調が優れないとか、肩こりがひどくなるといったさまざまな症状を訴える方が多いようです。
何が原因で引き起こされるのでしょうか。
<低気圧>
梅雨時期は低気圧になります。
低気圧では酸素濃度が低下するのです。
人間の身体は生命維持のために、自然に休ませようとする反応に傾きます。
副交感神経が優位に働くようになるのです。
さらに低気圧のときにはヒスタミンが多く分泌されます。
ヒスタミンとは炎症を引き起こす物質(発痛物質)です。
このヒスタミンによる刺激で肩こりや片頭痛がひどくなる場合もあります。
<寒暖差>
雨の日で涼しい気温と蒸し暑い日があり、寒暖差の激しさからストレスを感じやすくなります。
ストレスを感じると自律神経が刺激を受けるのです。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。
交感神経:活動する神経。
副交感神経:休む神経。
この2つの神経がバランスを保って体内の環境を整えているのです。
気温差が激しくなり、体はストレス・ダメージを受け、さまざまな不調を呈するようになります
<湿邪>
体内の余分な水分が誘引となって、だるさや食欲不振、消化不良や下痢便秘といった病気のことです。
湿度が高い時期にかかりやすくなります。
過剰な湿度は水分やリンパ、血液の流れを悪くするのです。
血液やリンパは酸素の他に栄養分の運搬をしたり、老廃物の回収をしたりします。
その流れが滞ると、さまざまな部位に悪影響が出てしまうのです。
回帰の症状のうち、4つ以上当てはまる場合は湿邪の可能性が高いです。
- 『湿邪チェック』
- 🔲むくみやすい
- 🔲軟便、下痢をしやすい
- 🔲雨の日に体調が悪くなる
- 🔲身体が重だるい
- 🔲一日中眠気がある
- 🔲吹き出物ができやすい
- 🔲口の中がネバネバしている
梅雨だるを解消する方法はさまざま!元気に梅雨を乗り切ろう
梅雨時期は気圧の関係で副交感神経が優位になりやすいので、休息モードに入ってしまいます。
休息モードを通り越して、だるさを感じたりやる気の減退に繋がったりしてしまうのです。
<生活を朝時間に切り替え>
6月は1年の中で最も日が長く、日の出時刻も1時間30分以上早くなります。
普段より少し早めに起床して、しっかり朝食を取り、余裕を持った身支度をしてみましょう。
<ぬるめの炭酸入浴で血行促進>
38℃~40℃のお湯に炭酸ガス入りの入浴剤を入れて、10~20分ほどゆっくりつかります。
炭酸ガスが温浴効果を高めて血行をよくするのです。
身体が温まると副交感神経が優位になるので、就寝前の入浴で室の良い睡眠が得られます。
<コーヒーのカフェインパワー>
・頭痛の際
カフェインには血管を収縮させる作用があるため、血管が拡張して引き起こされている痛みを抑えます。
・だるい際
カフェインには利尿作用があります。
身体にため込んだ余分な水分による、むくみの原因になる老廃物を排出するのです。
老廃物を排出すると交感神経の働きが促進されて、だるさの解消に繋がります。
※カフェインが含まれている緑茶や紅茶も同等の効果が望まれますので、お試しください。
・ドリップコーヒー アソート
・アールグレイ セレクション
・深蒸し茶 ティーパック
<梅干しパワー>
梅干しには、クエン酸が豊富に含まれています。
この有機酸が代謝を促進して、おなかの調子を整え免疫力を高めます。
強力な殺菌作用も兼ね備えているので、梅雨の季節にはさまざまな料理に混ぜて使用するのがおすすめです。
・紀州南高梅 はちみつ 塩分3%
まとめ:元気に梅雨の季節を乗り切ろう!
梅雨が過ぎると、夏がやってきます。
夏に備えてスタミナを備えておきたい梅雨時期です。
食べ物や生活習慣を駆使しながら、梅雨だるを乗り切りましょう。