暑い季節には汗が気にかかります。
自分だけではなく周囲の人を不快にさせてはいないか気になるものです。
- 汗が出る仕組みを知りたい
- おすすめの制汗剤を教えて
- 顔や足の制汗剤ってある?
汗が出やすくなってくると、上記のような疑問を持たれる方がいらっしゃるかもしれません。
今回この記事では、「夏の汗対策について」まとめました。
どうぞ参考にお読みください。
目次
汗は脳のコントロールによって出る?そのメカニズムとは?
汗をかく機能は、体温調節のために備わっています。
人間のように汗をかく動物は少ないのです。
<汗が出るしくみ>
汗をつくり、表皮に送り出す器官を汗腺と言います。
この汗腺は、エクリン腺(小汗腺)とアポクリン腺(大汗腺)によってできているのです。
・エクリン腺
全身の表皮に200万~500万個も分布しています。
1.体温調節性発汗:気温や運動時に体温を調整するための発汗です。
2.精神性発汗:緊張や興奮時に出る汗です。(アポクリン腺も含む)
3.味覚性発汗:刺激物を食べたときに発する汗です。
・アポクリン腺
脇の下に多く分布しています。
毛根の開口部にあり、アポクリン腺から出る汗は白く濁っているのです。
アポクリン汗腺自体は無臭ですが、脂質やタンパク質が含まれているので、表皮の常在菌に分解されることで独特な匂いの原因になります。
<脳がコントロール>
脳の視床下部という部位が体温調節を担っています。
外気温が上昇した際や運動をしたときに体温が上がります。
体温が上昇するとすぐさま、汗腺に汗を出すように指令を出すのです。
この他に汗により血液が濃くなると(血液の浸透圧が上昇)、発汗は抑制されます。
いずれにしても汗は脳が指令を出しているので、自分の意志でコントロールすることは不可能なのです。
<効果的な食べもの>
汗はかいても量を抑えてくれる食べものがあります。
・大豆製品
イソフラボンが発汗に効果的です。
納豆や豆腐、豆乳や味噌といった大豆を加工したもの。
・瓜系の野菜
売り系の中でもきゅうりやナス、ゴーヤやトマトが特に効果的です。
カリウムが多く含まれているので、熱を外に出す効果があります。
<有酸素運動をする>
じっくり時間を掛けて、汗をかくエクササイズは血行が良くなり
汗腺で汗がろ過されるので、匂いのほとんどしない汗が出ます。
ウォーキングは特におすすめで、1日20分~30分歩くことから始めましょう。
おすすめ制汗剤!顔や足用制汗剤も使ってみよう!
制汗剤を選ぶ際には香料でカバーするのではなく、香りなしを選びましょう。
汗と香りが混ざってしまうと、不快に感じる傾向があります。
香り付きがほしい方は、クールミントや石けんといった清涼感のあるものがおすすめです。
<成分>
制汗成分:汗の出口を塞いだり、皮膚を収れんさせたりして汗の発生自体を抑制して匂いの元を断ちます。
・クロル匕ドロキシアルミニウム
・パラフェノールスルホン酸亜鉛
・ミョウバン
殺菌成分:殺菌成分は汗の匂い原因になる常在菌を減少させたり、働きを抑制したりします。
・β-グリチルレチン酸
・イソプロピルメチルフェノール
・塩化ベンザルコニウム
消臭成分:発生した匂いの成分を中和や吸収して消臭します。
・酸化亜鉛
・緑茶乾留エキス
<脇の下用>
・マンダム ハッピーデオデオドランㇳミストアイスダウン クールミント 80ml
・マンダム ハッピーデオデオドランㇳミストアイスダウン 花石けん 80ml
・資生堂 デオドラントスティック 無香 20g×3個
・Ban 汗ブロック プラチナロールオン 40ml
・メンソレータム リフレアデオドラントミスト 15ml
・レセナドライシールドパウダースプレー 135g 無香)
・資生堂 ばら園 デオドラントパウダースプレー 85g)
・資生堂 Agデオ24パウダースプレー 無香 240g×3
<顔汗用>
制汗に有効な成分成分が入っているか確認しましょう。
・サラフェプラス 30g
・サラフィネ 120g
・デオドラントパウダーミスト 50ml
・ENAVIS デオドラントクリーム 120g
・N1us デオドラントパウダーミスト 50ml
<足用>
・ウィルクレンズ足消臭クリーム 30g
・デオナチュレ ソフトストーン 足指・足用スティック 7g )
・Ban 汗ブロック 足用ジェル 40ml
まとめ:暑さだけではない汗!本格的な暑さの前に対策は万全に!
精神的にストレスを感じた際も汗は出ます。
辛いものを食べても、汗は倍増です。
ある程度の運動を心がけて、血行を良くしてきれいな汗をかけるようにしましょう。
夏は目の前までやってきています。
万全な準備で、夏を楽しめるようにしましょう。