スポーツドリンクには種類が2つあります。
どのような違いがあるのでしょうか。
- アイソトニックとハイポトニックの違いを教えて
- 2種類の効果的な飲み方を知りたい
- 飲み過ぎの注意点とは?
スポーツドリンクを飲む際、上記のような疑問を持たれる方がいらっしゃるかもしれません。
今回この記事では、「アイソトニックとハイポトニック飲料の違いについて」まとめました。
どうぞスポーツドリンクを飲む際の参考にしてください。
目次
アイソトニックとハイポトニック!どのような違いがあるの?
スポーツドリンクには浸透圧の違いでアイソトニックとハイポトニックに分けられます。
水を移動させる力です。体液は浸透圧の低い方から高い方へ移動します。細胞には膜があり、その膜を通過して水分が行き来するのです。水分が移動する際に、膜には圧力がかかります。その圧力が浸透圧です。
<アイソトニック飲料>
アイソトニック飲料は、浸透圧が人の体液とほぼ等しい飲料のことです。
スポーツドリンクの成分表示には、100mlあたりの食塩相当量と炭水化物が記載されています。
アイソトニック飲料は、食塩相当量が0.1~0.2gで炭水化物は4~6g
の範囲です。
運動中は発汗によって体液が薄まります。アイソトニック飲料よりハイポトニック飲料の方が吸収は早く、適しています。
アイソトニック飲料は、安静時や運動の前後に飲むのがおすすめです。
アイソトニック飲料
・アクエリアス
・ポカリスェット
・サントリーグリーンダカラ
・サントリービタミンウォーター
<ハイポトニック飲料>
ハイポトニック飲料とは体液より浸透圧が低い飲料のことです。
運動中や運動直後の体液が薄まっているときには、浸透圧の低いハイポトニック飲料が早く吸収されます。
ハイポトニック飲料
・アミノバリュー
・アミノバイタルゴールド
・ヴァームスマートフィットウォーター アップル風味 (ASIN:B08VN8967S)
・アクエリアス ゼロ
・ポカリスェット イオンウォーター
・キリン ラブスポーツ
・アサヒ スーパーH2O
スポーツドリンクの飲み過ぎは?どんなデメリットが?
スポーツドリンクは飲みすぎるとどのような弊害が出てくるのでしょうか。
<虫歯リスク>
糖質を4~8%ほど含んでいて、酸性であることから虫歯になるリスクがあります。
飲みすぎない程度に抑えておきましょう。
<肥満や血糖値に影響>
スポーツドリンクには糖分が含まれています。
ゼロカロリーやノンカロリーという表示があっても、0キロカロリーではありません。
飲み過ぎにより、急激に血糖値があがる場合もあるのです。
肥満にもつながります。
<ペットボトル症候群>
スポーツドリンクや清涼飲料水などを連日大量に飲み続けることで、体内にケトン体という物質が過剰になりさまざまな障害が起こることです。
ペットボトルに限らず、糖分の入った飲料であれば缶や紙パックでも起こります。
まとめ:適度な量を必要に応じて飲むことが大事!
最近は気温が高く、適度に水分を摂らなければ熱中症になりかねません。
しかし糖分が入っている飲料に関しては、摂り過ぎに注意することが必要です。
状態に応じて、アイソトニックなのかハイポトニック飲料の見極めをして利用しましょう。